こんにちは、板越ジョージです。
寒い季節になるといつも鬱ぎみになります。
寒さの厳しいニューヨークでは大体11月の後半から4月くらいまではこの鬱々とした気分に悩まされます。
随分前に、久しぶりに恩人に会った時のことです。
私が冬のニューヨークの厳しさを愚痴っりました。
その頃はビジネスもうまくいっていなかった頃で、冬が来るとブルーになり鬱になると告白しました。
また冬が来るのが怖いともぼやきました。
すると、その恩人は聞いてきました。
「じゃあ、どうすればあなたは元気になるんの」と。
私は「燦燦と晴れた暖かいところに行きたいです。海が好きなので、きれいな海へ行きたい」
と答えました。
それに対し彼女は言いました。
「じゃあ、その暑い海のあるところに行けばあなたは鬱にならないで、元気でいられるの」。
私は、でも今はお金がないし・・・と言いよどむと、彼女は少し怒った声で、、
「気持ちが元気であれば、何でも乗り越えられるのよ、そんなところでお金をケチってどうするの。全財産を使ってでもすぐに旅行に行きなさい。元気になればいくらでもまたお金を作ることができるのだから」。
その言葉に私ははっとしました。
そして彼女の言うとおりに、旅行に行くことに決めました。
手持ちのお金は支払にまわさなくてはいけない大切なお金でしたが。
しかし、私はそのお金を使って無理やりに旅行に行きました。
ちょうど運よく、特別価格でカリブ海へのパッケージツアーがありました。
そこは降り注ぐ太陽と真っ白な浜辺と透き通るような海。心を癒す潮風。
朝からボーっと海辺で大好きなピナコラーダを飲みながら、雑誌や本を読んで静かに幸せな時間を過ごしました。
すっかり日に焼け、真冬のニューヨークに戻ってもしばらく体がほてっている。
私は完全に癒されました。
確かにお金の問題ではなかったです。お金をどう使うかが問題だと思いました。
その時に1番私に必要なことは気分がめいらないで現実に立ち向かうこと。
鬱な気分にならないこと。
すっかり元気になった私は、その勢いで今まで嫌で山済みになっていた仕事に立ち向かうことができました。
この出来事を教訓に、気分がめいりそうになったら旅行にでかけるように心がけています。
*ちなみに、冬になると落ち込むのは、「ウィンター・ブルー(冬季鬱)」とも呼ばれ、雪国などの日照時間の少ない地域に多く見られる病気だそうです。
日照時間の短縮によるホルモン分泌の変化などが原因。
冬季うつ病の治療には、規則正しい生活、光を浴びること、栄養と休養が大切のようです。
今日もお付き合いありがとうございました^_^
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小さな幸せが大きな幸せ^_^
板越ジョージ 博士(学術)
ワインソムリエ、温泉ソムリエ
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