【食べ物・慣習】
外国人が驚く “ 日本の奇習 “《クリスマス=ケンタッキー》
日本中で 「カーネルおじさん」 に行列ができるワケ
*LASISA (12月4日) より*
12月に入り、街はクリスマスムード一色。
日本のクリスマスの食卓に欠かせないものといえば、 「ケンタッキーフライドチキン (KFC) 」 を思い浮かべる人も多いでしょう。
クリスマス=ケンタッキーはいつから始まったのか?
外国人から見たら “ 奇習 “ と言われる理由について解説します!
◉ 海外からは 「なぜファーストフードを?」 と驚きの声も
家族で時間をかけて料理を作り、食卓を囲むのが伝統的な過ごし方。
そのため、訪日外国人や海外のSNSユーザーからは、なぜ聖なる夜にファーストフードを食べるのか理解できないといった “ 驚きの声 “ が毎年上がっています。
この独自の文化が根付いた背景には、1970年代から始まったKFCジャパンの巧みな “ マーケティング戦略 “ があると言われています。
「クリスマスにはケンタッキー」 というキャンペーンが、キリスト教の伝統が薄かった日本において、 「アメリカの新しいライフスタイル」 として受け入れられたのです。
また、日本の住宅事情として 「七面鳥を丸焼きにできる大きなオーブンがない家庭が多い」 ことや、 「調理の手間を省きたい」 というニーズに、手軽に持ち帰れるフライドチキンが合致したことも、定着の大きな要因とされています。
令和となった2025年も、その人気は衰えるどころか加速しているように見えます。
物価高や共働き世帯の増加が進む現代において、調理不要で、ドンと “ 食卓に置くだけ “ でパーティー感を演出できる 「パーティーバレル」 は、タイムパフォーマンス (タイパ) の面でも優秀です。



