時々小口で商内したが、大手で保有のポート中核部分の1000株は手をつけていない。300ミリウェハーと機械の(海外)需要に関しては悪い話しは聞かない。後は株価水準のみ。最近、機械は伸び悩み。SUMCOはまだ大丈夫だと思うのだが。比較的に新しい企業なので、持っていない機関投資家が多いはず。通期の業績は修正していないので、下期に再修正期待。そこで更に一相場くれば。買い増すか?信越でいくか・・・

6月から本当に国内機関投資家が株式積み増すとしたら(毎年同じ事が言われていて、いつも本当かと思っていると、実際そうなる)、こういう銘柄だとおもうのだが。上にも通りやすく、下がっても言い訳しやすい。本当は利回りがもう少しあれば、なお良いのだが。

以下は決算に関する記事。記録として。本当はPDFでData Baseを整理すれば良いのだが、一度も継続出来た記憶なし。故にブログを切り抜き帖代わりに利用している。


ちなみに、もろポジショントーク。私は個別銘柄の選択に関する能力、トレーディング能力の欠如は折り紙付き。材料出尽くしと判断して売るかも・・・銘柄の選択・投資は自己責任で。ちなみに究極のリスク回避は何もしないこと(実際に金融機関に言われて注文をもらえない法人営業マンがいた。ある意味正しいのかも。お金があれば・・・)。



5月29日付日経:

SUMCO、営業益2倍、7月中間、300ミリウエハー拡大

SUMCOは二十八日、二〇〇七年七月中間期の連結営業利益が前年同期比二倍の六百八十億円になりそうだと発表した。従来予想は五百五十億円だった。シリコンウエハーが半導体メモリーの需要拡大を背景に直径三百ミリタイプを中心に増加。子会社のSUMCO TECHXIV(旧コマツ電子金属)の好調も収益を押し上げた。
 売上高は七六%増の二千三百億円と従来予想を百億円上回る。シリコンウエハーは最先端の三百ミリタイプがメモリー用途を中心に需要が拡大。半導体は年明けからDRAMの価格低下や在庫調整があったが、シリコンウエハーへの影響は限定的だ。
 生産能力の引き上げによる増産効果に加え、利益率の高い三百ミリタイプの比率が五割弱まで高まったことも寄与する。経常利益は二・二倍の六百五十億円の見込み。
 〇六年十月に子会社化したSTECHも同日七月中間期の業績見通しを上方修正した。中間期の営業利益は従来予想を三十七億円上回る百七億円の見通し。三百ミリウエハーの需要増を背景に台湾子会社での新ライン立ち上げ費用が予想を下回った。
 〇八年一月期通期の連結業績は下期にかけて半導体の需要動向が不透明として変更しなかった。同日発表した〇七年二―四月期の連結業績は、営業利益が前年同期比二・二倍の三百四十三億円だった。売上高は七九%増の千百十一億円、純利益は二・二倍の百八十一億円。


日経:

「6月上げ相場」波乱は?(まちかど)

6月上げ相場」波乱は?
 〇…株式市場は二十九日から実質六月相場入りする。東証が再開した一九四九年以来、六月の日経平均株価は三十八回上昇し“勝率”は六五%を超える。一月、四月に次ぐ好成績の理由は、決算発表が一巡し、業績のいい銘柄に機関投資家から新規資金が流入しやすいためとされる。
 〇…昨年六月は年間安値一万四二一八円を付けた後、持ち直した。今年も高いと五連勝だ。市場には「高値警戒感の漂う米国、中国など海外動向に神経質な展開になりそう」(馬渕治好・日興コーディアル証券国際市場分析部長)との声が多いが……。


上方修正後の会社計画は依然として保守的、メリルが「買い」継続、目標株価7000円上方修正後の会社計画は依然として保守的、メリルが「買い」継続、目標株価7000円

リルでは、「28日引け後に発表されたSUMCOの08年1月期第1四半期決算は、営業利益で前期比+121.6%の344億円に達した。主な背景は、(1)円安にる増益(会社計画の為替前提115円/ドル)、(2)想定以上の200㎜ウェハーの好調、円安などを受け、子会社のSUMCO TECHXIVの業績が上振れた、である。会社は同時に上期計画の上方修正を行い、08年1月期上期営業利益を550億円→680億円に引き上げた。この要因は、(1)同日発表されたSUMCO TECHXIVの会社計画上方修正(+37億円、うち12億円が円安の影響)、(2)SUMCO本体での数量・価格の改善(+90億円弱、うち円安で+約50億円、単価で+約30億円、数量で+約10億円)、である。上方修正要因のうち、半分が円安の効果であり、残り半分が事業の好調によるものである。300㎜ウェハーの能力増強は計画通り、進捗しているという。300㎜ウェハーの増産効果がある一方で、会社計画では第2四半期は第1四半期比で営業利益は若干減少する見通し見通しとなっている。主な背景は、減価償却費負担の増加である。税制改正に伴い、2007年4月から取得する設備については、償却率が上昇するため、第2四半期は償却負担増が大きく出る」、「上方修正された会社計画は、依然保守的である。第2四半期の会社為替前提は、115円/ドルのままであり、現状の為替水準が続いた場合は更には上振れよう(当社為替前提120円/ドル)。子会社のSUMCO TECHIXIVでは、4月より台湾の300㎜ウェハーの新規設備の立ち上げが想定以上に進んでおり、プライムウェハーの比率が当初計画以上に増加しているという。そのため、SUMCO TECHXIVでも更なる業績上振れが予想され、SUMCOの利益を押し上げよう」と指摘。今2008年1月期連結営業利益を会社計画1200億円(EPS255.5円)に対し1320億円(EPS297.2円)、来2009年1月期1540億円(EPS349.5円)、2010年1月期1900億円(EPS438.7円)と予想。投資評価「買い」、目標株価7000円を継続した。