今日は前回の続き。
morijyoが大学院入学前に試してみた
韓国語勉強法を
簡単に紹介したいと思います。
(1)文法と単語を例文ごと覚える
当時は今のように
韓国語関連の書籍が
日本の書店に殆ど無かった時代でした。
そこでmorijyoは
韓国人が学ぶ日本語の文法書を購入し
文法と単語を例文のまま
とにかくかたっぱしから覚えました。
文法書は例文が多いので
色々なパターンの表現を覚えるのに
大変役に立ちます。
また
日本語訳が少しぎこちなくても
韓国で売られている日本語学習の書籍ですから
韓国語は流石に間違って表記されていませんので
利用する際に全く問題がありません。
(2)ラジオやテレビで言葉のリズムを覚える
言語の学習で重要なのは
その言語特有の発音や抑揚、アクセントを
覚え初めの段階に身に付けることです。
どんなに単語や文法に精通していても
発音が悪ければ上手く通じませんし
誤解も生じ易くなります。
morijyoにとって
留学時の最初の課題は
韓国語で行なわれる授業を聞き取ったり
韓国語で発表したりすることでした。
そこで
毎日BGMのように
韓国語のラジオを流し
家に帰れば
韓国のテレビを付けて
とにかく韓国語を聞くことに拒否感を感じなくなるまで
ひたすら聞き続けました。
また時には
シャドーイングといって
アナウンサーやDJが言っている言葉を
自分も追いかけるように言ってみる練習をしました。
発音の練習は
研究室に先輩に
毎日みっちり特訓を受けました。
韓国語には
日本語には無い発音が幾つかあります。
その音を聞き分け
また自分でも発せられるように
早い段階から練習することが大事です。
(3)質問してメモる
外出する時は
必ずペンとメモ帳を持参していました。
誰かと一緒に出歩けば
目にした物の名前を
とにかく聞きまくりました。
「あれはなんだ」「これはなんだ」と
聴いては書き
また聴いては書きの繰り返し。
書くことで字を覚え
聞き取れなかった発音を確認することもできます。
躊躇することなく
積極的にドンドン質問していきましょう。
(4)恐れずにドンドン話す
語学が上達する最も効果的な方法。
それは
覚えた単語や文法を使って
間違っても構わないので
とにかく話をするように心掛けることです。
友達だけでなく
露天や売店のオジちゃんやオバちゃんに話しかけるのも
良い練習になりますし
コミュニケーション能力の向上にも繋がります。
(5)ハングルでチャッティング
会話や作文の練習には
MSNメッセンジャーなどを用いた
チャッティングも非常に有効です。
自分が書いた文字を
相手がその場で指摘し直してくれるので
まるでリアルタイム赤ペン先生状態になります。
ハングルのキーボードにも慣れるため
後にレポートや論文を作成する際に
とても助けになるのでお勧めです。
以上がmorijyoの特訓方法です。
皆さんの役に立つかなぁ…?