毎日の家を楽しくする「家のカルテ」 -13ページ目

いま一度、職人"力"を呼び戻そう!

$住宅資産価値向上請負人の「家のカルテ」ブログ
人の"カン"というものは、一見、「あいまいなもの」と判断されがちですが
実は、ものすごく正確で信頼性の高いものなのではないかと感じます。

千数百年前の木造建築物が、この地震多い日本で現存するのは、どうしてなのか?
写真は法隆寺で日本最古の木造建築物で、地震時の揺れをうまく逃がす構造になっています。

コンピューターも無い、構造力学という学問も無い時代に誰がどのようにして考えたのか?
とても不思議で夜も眠れず、昼寝してます。(笑)
本当に千年以上前の大工さんの技術力には、感動してしまうほど尊敬します。

建築の分野だけではありません!
あらゆる分野で人にしかできない技がたくさんあります!

正確な仕事をするのが得意である機械でさえ、かなわない高度で正確な技術を人は得る事ができる!

建築に話を戻しますが、技術進歩目覚しい現代でも、昔のお城を建てることは難しい。

どうしてなのか?

さらに驚くべきなのは、あれだけ大きな工事にもかかわらず図面がほとんどありません。

現代であればA1サイズの紙で数百枚の図面になるはずである。

そこには、やはり、各工事の職長(職人をまとめるリーダー)や職人の1人1人が
すごい技術力・責任力・職人"力"を持っていいたことに尽きるのはないでしょうか。

動物には、人の想像をはるかに超える卓越した能力を持っています。 
スポーツ選手などが良い例です。
しかし、生まれつき卓越した能力があったわけではありません。
練習と経験の積み重ねです。

職人"力"も同じです。
職人に必要なのは、技術だけではありません。
仕事への責任感や愛情、人への思いやりです。

技術だけでは、人を喜ばせられないし、感動も与えられません。


現代の職人さんはどうでしょう?

建築工法や道具の進歩が目覚ましく
ラクして仕事の質を上げようという流れになってしまっています。

確かに工法や道具の進歩は必要な事だし、利用すべきものは、たくさんあります。

しかし、何かが失われている。

それは職人"力"です。

いま一度、職人"力"を呼び戻すために建築業界全体で力を入れるべきではないかと感じます。

住宅も低価格競争で大変な思いをしている建築関係者がほとんどだと思いますが
低価格路線は、もうすでに崩れ始めています。

これからは、消費者側も本当に良い価値の高いものを適正な価格で手に入れることが大切なのだと気づき、そして、それに対して答えようと努力する人が生き残れる時代になってくるのではないでしょうか。

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「家の情報を残す事」は「家の安心・安全を手にいれる事」です。
そしてこれからは「家の資産価値」をプラスする時代です。
「家カルテ」にはすべてが詰まってます!!
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メディア掲載実績
びわ湖放送の「滋賀経済NOW」という番組にて取り上げられました。
毎日放送の夕方のニュース番組「VOICE」の「憤懣本舗」というコーナーで欠陥住宅の検査をさせていただきました。
京都新聞の一面に掲載されました。京都新聞Web版

家のカルテ紹介ビデオできました!

ホームページをリニューアルに伴い、ビデオで自社のアピールをしてみようと思い、
プロのカメラマンさんに1日がかりで撮影していただきました。

セリフを暗記してカメラの前で表情やジェスチャーをいれながら話すことは、
とても難しいことなんだと今回の経験で初めて知りました!

カメラマンさんが言っておられましたが、
役者さんのようにセリフを覚えて緊張感の中で演技をすることは、
普通の日常では使っていない脳の領域を使う事だそうで、
上手にできるようになるには、それ相応の練習と経験が必要になるようです。

私も撮影する前に色々と「こうしたほうが分かりやすい」とか
「こういう言い回しで」などと偉そうに考えていましたが、
なんのなんの、いざ本番になると覚えたセリフを言うことだけで
必死になってしまい、他のことまで考える余裕なんて全くありませんでした。
お世辞にも良い出来だとは言えませんが、良い経験ができたと思いました。

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管理建築士講習会に行ってきました!

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「管理建築士」というのは、設計事務所を経営するにおいて
事務所全ての責任を負う専任の建築士の事で
必ず事務所に一人、置かなければなりません。
その人は、3年に一度、講習と考査(試験のようなもの)を
受けて技術の向上をして行く義務があります。
朝から夕方まで缶詰状態で講習を受けなければなりません。結構、しんどいです。

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講習会が行われた会場の「コラボしが21」です。
ここにはインキュベーションルームがあり、
私もココで部屋を借りて起業しました!懐かしいっ


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お昼休みは建物内にあるお庭でランチを取りました。


photo:05


薄曇りの天気でしたが、びわ湖の広がる素晴らしい景色が見れました。
苦痛?!の講習会のあいまの心地良い時間でした。

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iPhoneからの投稿

お客様にとって最も良い解決策を目指す‼

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今日はリフォームの手抜き工事被害に遭われたお客様の家に
うかがって弁護士さんを交えた今後の方針について話し合いました。

手抜き工事をした会社は全国的に有名な大手ハウスメーカーで
お客様の選んだ理由も「大手は安心」と思ったからだそうです。
しかし、工事が始まると伝えた事はできていない、
決めた材料は勝手に変わっているなど、いい加減な対応が続き、
あげくのはてに引き渡し前から床が下がったり壁に亀裂が走ったり、
もう許せなくなって私に助けを求めてこられました。

最終的にお客様に喜んで頂ける解決へ持って行く事はもちろんですが、
私としては、手直し工事をする会社にも気持ち良く
手直し工事を進めてもらえるように持っていきたいと考えています。
それが結果的にお客様のためになると信じています。

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建築に関するハンムラビ法典の厳しい法律を見つけました!!

「目には目を」で有名なハンムラビ法典にも建築にたずさわる者への厳しい法律が書かれていますが読めますか?
サッパリわからないですがこんな事が書いてあるようです。
ジオデザイン|社長のブログ-「家のカルテ」細腕繁盛記

A、建築工事が堅固でなくて、家が倒壊し、その持主を死に至らしめた場合は、その建築業者を死刑に処する。
B、同じく、その家の持主の息子を死に至らしめた場合は、その建築業者の息子を死刑に処する。
C、同じく、その家の持主の奴隷を死に至らしめた場合は、その建築業者は、等価値の奴隷を提供しなければならない。
D、同じく、財産を破損した場合は、その建築業者は、すべて、修復しなければならない。また、建築工事が堅固でなくて、倒壊した場合にあってほ、その建築業者は、その家を自己の費用で再建しなければならない。
E、建築工事が所要の条件を充足せず、壁が沈下した場合は、その建築業者は、自己の費用で、その壁を補強しなければならない。

現代ではありえない厳しい条文ですが、家は人の命や財産に大きく関わる重要な生活の一部であることは間違いありません!
造り手側には重大な責任がのしかかっているのは確かです‼
いい加減な家を造って責任問題なれば会社を潰して雲隠れし、ほとぼりが冷めれば別会社を作って商売を続けて行く人間は絶対に許すことはできません‼
しかし、一般消費者に見分ける事は難しいですよね。一生に一度の家造りです。失敗しないためにも消費者の立場に立って一緒に家造りができるパートナーを見つける事が大切です。

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