つれづれミャンマー出張記 | (株)ジオブレイン 公式ブログ <五反田の中心で、「ツモ!」をさけぶ>

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株式会社ジオブレイン 代表取締役社長 南部隆宏

こんにちは、BC部の松尾です。
先日、出張でミャンマーヤンゴンに行ってきました

ミャンマーって、どこにあるかわかりますか

・・・即答できる方はすごいです

ミャンマーは、タイの西(地図上で左)側の国です。
ミャンマーの人と言えば、ノーベル平和賞もとったアウンサンスーチーが有名ですね。
※ちなみに、ミャンマー人には「名字」はありません。なので、「アウン・サン・スーチー」などと区切るのはおかしいのです。「アウンサンスーチー」で全部名前です。

軍事政権のもと長らく鎖国に近い状態が続いていたのですが、最近民主化が進み、観光客や外国資本がどんどん入ってきています。「アジア最後のフロンティア」と呼ばれています。
長らく経済的にも孤立していた途上国なので、インフラすら十分に整備されていないところも多く、停電なども頻繁に起こります。しかしミャンマーの人は慣れっこのようで、突然真っ暗になっても全く動じません。たくましい

イギリスの植民地だった名残で、市街地は少しヨーロッパふうです。
立派なレンガの建物もたくさんあります。


ただ、あまりメンテされてませんが・・・orz
ちなみにヤンゴンでは、テレビのアンテナは青色なんです。

↑どうですか?遠目で見たらちょっとかっこいいでしょう

↑改修工事中のお家の覆いもこんな感じです
アメリカあたりにあったらモダンアートにも見えそうです。

↑まちなかはアジアらしく(?)、車が多く、渋滞がすごいです。
地下鉄などは全くないので、自力でどこかに行きたかったらバスかタクシーなのですが、バスは外国人にはハードルの高いすし詰め状態なので、そうなると自然とタクシーを使うことになるわけです。
タクシーは、乗る前に金額を交渉して、OKだったら乗り込みます。
あるとき、交渉して、想像以上に安いので「ラッキー」と思いながら乗り込んだら・・・乗り込んですぐ、安い理由がわかりました。


車にクーラーがない!!!


ミャンマーは、とっても暑いです。このときは雨期だったので、蒸し暑いです。

クーラーがなくって、しかたがないので窓を全開にしても暑い。
しかも、街なかを走っている車には日本などから来た旧式の中古車も多く、またバスは旧式通り越してもはやレトロ感のあるタイプのものなので、排気ガスが茶色く、それがばんばん窓から入ってきて、くさいくさい。
その場の涼しさをとるか、大気汚染からの自己防衛をとるか・・・クーラーのありがたみがわかった瞬間でした。
(それ以降は、クーラーがあるかどうか乗る前に確かめるようにしました)

そしてミャンマーは、仏教の国。
「パゴダ」と呼ばれる黄金の仏塔は、観光地はもちろん、ちょっと大きな家には必ずありますし、いたるところに僧侶たちがいました。

↑おそらくヤンゴンで一番有名な観光地、「シェダゴン・パゴダ

↑市中にドーンとある「スーレー・パゴダ

↑巨大な涅槃仏のお寺、「チャウッダージー・パーヤー
こっち見ないで!!!と言ってしまいそうです。


↑エンジ色の袈裟は男性の僧侶、ピンク色の袈裟は女性の僧侶です。
ちなみに道路には、歩行者のための信号や横断歩道があまりありません。
渡れそうなとき渡る。それがルールです。
この写真のように、とりあえず半分渡れそうだから渡って、真ん中の線の上で待って(ただし線の幅が広いわけではない)、もう半分を渡る、というのもよく見る風景です。


↑手前は僧侶です。あれ?奥にいるスーツ姿の男性は・・・

寺院でも、額を床につけて熱心に祈ってる人がたくさんいて、ここではまだ宗教が生きているんだなあ~と、かなり新鮮でした。

※松尾のトリビア:同じ仏教とはいえ、日本とミャンマーの仏教は違います。日本はじめ東アジアの仏教は「大乗仏教」で、極端&乱暴に簡単にすると「誰でも救われるよ」というもの。タイやミャンマーの仏教は「小乗仏教」で、「出家して修行した人は救われるよ」というものです。だからタイやミャンマーでは仏僧が多いのです。

最後の夜には、マッサージにもいきました。
オイルマッサージサロンと聞いていたのですが、「そういう」マッサージもするお店で、まあ「"そういう"マッサージは男性限定なのよ~フフフ」と言われました。笑
そのかわり(?)、担当してくれた女性とは、たくさん話ができました。
いわく、

7人家族で仕事があるのは自分だけで、月に2日しか休みがない。それでも家が貧しく、10年近くつきあってる人はいるが結婚なんてとても考えられない。親にも「そういう」マッサージ屋さんで働いているとは言えなくて、古式マッサージ屋で働いていることになっている・・・等々。

ミャンマーは、4人に1人が貧困層と言われているまだまだ貧しい国です。
一方で、ミャンマーにはいま外国資本がどんどん入り、若者は英語や日本語や韓国語を必死に勉強して留学し、一部のエリートはどんどんお金をかせいでいっています。

貧しいからこそハングリーになるのかもしれませんね。
豊かな日本は何をすべきなのか、何ができるのかな~なんて考えたミャンマー出張でした。

(注:ちゃんと仕事もしましたよ!!!!)

次はMSの前田さんです

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