こんにちは本日は私、管理部の渡邉がお送りいたします
10月18日よりお休みを頂戴し、新婚旅行でイタリアに行って参りました。
元々は、軍事オタクの主人とビール好きの私としては、ドイツに行く気まんまんだったのですが、ヨーロッパ「ド初心者」には気候も見るところも食べ物もイタリアがお勧めだヨとのアドバイスを受けて、イタリアへ行き先変更したわけです(ドイツはまた次回のお楽しみ・・・
)
今回のツアーは、北イタリアから入りローマまで南下するというスケジュールでした。
ミラノではドゥオーモ、スフォルツェスコ城、スカラ座などを見学。
ベネチアではサンマルコ寺院とドゥカーレ宮、ベネチアングラスで有名なガラス工房を見学。シベリア寒気団の影響であいにくの雨模様とても肌寒く、ゴンドラの船頭さん(ゴンドリエ)が冬物のブルゾンを羽織っていました。
フィレンツェでは花の聖母寺、ウフィッツィ美術館、皮革製品工房を見学。映画「冷静と情熱のあいだ」のロケの際、俳優の竹野内豊さんが通いつめたBarの「YELLOW」にも行ってきました。日本なら3,000円はするPIZZAがたったの5ユーロ(500~600円程度)で食べられたのには驚きです
ローマではコロッセオやカラカラ浴場など古代ローマ遺跡、真実の口、トレビの泉などの有名どころを回りました。
◆コロッセオ◆
◆フォロロマーノ遺跡群◆
バチカン市国にも行ったのですが、偶然式典を行っていて、生ローマ法王の姿を拝むことができました・・・とっても遠目にですが
◆サンピエトロ大聖堂◆
今回の旅行で、イタリアに対する概念が大きく変わりました。
第一に「建物も人も古ければ古いほど重宝される」ということ。
ミラノには比較的新しい建造物がありましたが、イタリアの人は基本的に古い時代のものを尊重します。
先人が作ってくれたものを大事にしようという慣わしがあるそうです。建物は何百年も前のものを、中を改装して住みます。ちょっと道路を掘ると遺跡がゴロゴロ出てくるため、簡単に地下駐車場なんて作れません。狭い道では日本のコンパクトカーが大活躍していました。
第二に「イタリアの人は遊ぶために働く」ということ。
イタリア人は家庭生活を一番に考えています。家族と過ごす週末をどれだけ充実させるかが大切なのだそうです。
労働者は、労働基準法で大変厳重に守られており、終業後18:01には車のエンジンをかけて帰るそうです・・私たちのような旅行客の観光時間が延びたとしても、ガイドさんは定時で上がっていきます。決められた時間で効率よく仕事をするという姿に、深く考えさせられました。
そして特に驚いたのは、
子供の頃から「自己責任」の意識の元行動を求められることです。出発前、海外旅行はスリが多いよと警告されていたので、幸い危険な目に遭いませんでした。ところが、観光客の中には残念ながら隙だらけの方も・・・
ちょっと財布を置いて席を立つ、誰も盗らないだろうと思ってカメラで場所取りする、それらが無くなるのはまさに自己責任なのです。
海外旅行の経験はそう多くないのですが、外から日本を見つめなおす度にいろいろなことが見えてきて大変楽しいです
最後に・・・新婚旅行らしい写真が1枚もないので、お恥ずかしながら主人との2ショット
次回の執筆は、営業部の守屋さんです。宜しくお願いいたします