今月の<注目NEWS> | センチュリー21の住まいるクラブ

今月の<注目NEWS>

「かんぽの宿の譲渡先」

オリックス不動産は「かんぽの宿」の事業譲渡先に選定されたと発表した。
昨年4月1日から日本郵政が公募と2回の競争入札を経て決定した。
09年4月1日に譲り受ける。
オリックス不動産によれば、同事業は、総客室数4200超、
年間の宿泊者数は250万人超。
国内最大規模の温泉旅館ネットワークをリテール・運営事業の新たな柱に位置づける。


<トレンド>

私たちも昔からよく耳にした「かんぽの宿」という名称は、
2007年10月1日の郵政民営化までは、愛称であって、
正式には「○○保養センター」や「○○加入者ホーム」という名称で、
「かんぽの宿○○」が正式名称になったのは民営化後だったそうです。
ご存知のとおり、この「かんぽの宿」は民営化までは、
郵便局の簡易保険加入者のみが利用対象とされていました。
つまり、簡易保険加入者のための宿泊施設として
利用が可能な保養施設・老人福祉施設という
「福祉施設」の位置付で運営されているという建前です。
ところが、この施設は郵便貯金会館や
その他の官庁の「公共の宿」などと同様に、
旧郵政省簡易保険局幹部の天下り先確保の目的から運営されているのと、
その施設運営の杜撰(ずさん)さも
マスコミなどで大きく取り上げられ、世間から激しい批判を受けることとなりました。
そして、記憶に新しい、2005年の衆議院解散選挙を経て、
郵政民営化法案が可決された結果の流れとして
今回の「かんぽの宿」の一括売却が確定したというものです。
ただ、このオリックス不動産に対する一括売却も、
当時の小泉政権下で規制改革・民間開放推進会議の議長を務めたのが、
この購入先の当事者である、宮内氏であることから、
総務省から待ったがかかり売却が確定するまでは時間がかかりそうです。
郵政問題は、民営化の前も後も、政治に翻弄されているようではっきりしません。




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