今月の<注目NEWS>
「200年住宅法が成立」
福田前首相が推進した、
いわゆる「200年住宅」の普及を目指す
長期優良住宅普及促進法が
昨年の11月下旬の参議院本会議で可決、成立した。
12月に公布され、半年以内に施行される予定。
この法律は、構造や設備が長期間の使用に耐えられる
住宅の建築・維持管理計画を自治体が認定する制度の創設などを定めたもの。
<トレンド>
実はこの「200年住宅」は時の内閣、
安倍総理が所信表明演説に盛り込んだ公約のひとつとして、
平成19年の6月に閣議決定された
「イノベーション25」に盛り込まれたもの。
この「イノベーション25」は西暦2025年までを
視野に入れた成長に貢献する
イノベーションの創造のための長期的戦略指針のことで、
このなかの「200年住宅」については当時、
自民党の住宅土地調査会の会長に就任していた
福田前総理が中心となって、提唱していたもの。
奇しくも、その200年住宅を促進する
法律を施行するべく内閣総理大臣として、
福田首相が平成20年の1月18日から6月21日の
156日間の長きに亘って開会された国会で成立を試みましたが、
与野党のねじれ国会での問責決議の可決などで
審議が進まず継続審議となっていました。
国土交通省は、日本の住宅は築後平均30年で取り壊されていて、
イギリスの77年の半分以下でしかなく、
認定住宅が普及すれば、
住宅の解体ごみの量が減るなど
環境への負荷が少なくなる効果があるとしています。
安倍内閣、福田内閣という短命に終わってしまった内閣で
、成立させることができなかった法律が
やっと麻生内閣で成立しました。
この法律の成立によって中古住宅の流通も
欧米並みに増えることも期待されています。
ただ、それが実現されるまでには、
まだ時間が必要のようです。
それまでに何人、総理が代わるのでしょうか。