なんでもQ&A
今回は、いつもの「なんでもQ&A」はお休みにさせていただき、
国土交通省から発表された
「平成19年度住宅市場動向調査」の結果から、
皆様に興味を持っていただけそうな内容について、お伝えしたいと思います。
赤の他人が何を考えているかは、
なかなか聞きにくいことも多いはずですが、
ご自分でマイホームを売却したり、購入したことの経験がある方も、
これからの方も、今回の結果を見ると
なんとなく「ふ~ん」 と思っていただけるのでは・・・
調査の方法
今回の調査はマイホーム購入者については
「注文住宅」「分譲住宅」「中古住宅」に分けて、
それぞれの方法でアンケート形式で行われました。
そのなかでも、今回皆様にお伝えする
「分譲住宅」購入者に対する調査方法は、
平成19年4月から翌年2月までに
(財)全国宅地建物取引連合会会員不動産会社(首都圏、近畿圏、中京圏)
の仲介でマイホームを購入した方のなかで、
アンケートに協力してもらえた方々の集計結果です。
意外と多い融資否認
マイホーム購入にあたって住宅ローンを利用した世帯の割合は
分譲住宅では62.8%となっています。
そして、そのなかで「一度は希望融資を断られた経験を有する世帯」は
約10人に1人(10.3%)の割合になっています。
(中古住宅では、なんと24.1%)
結果的には、希望どおりの融資を受けられた人が7.3%で、
減額または否認の割合は3%と少ないのですが、
「うちでは無理です」とか「申し込み金額全額は難しいです」と言われて、
ドキッとした世帯が意外と多いようです。
購入意思へのプラス要因
マイホーム購入にあたってプラスの影響を受けたことのトップは
「金利動向」(33.5%)でした。
これは、住宅ローン金利も過去最低ラインで推移し、
また、各銀行もキャンペーンなどで融資金利を
下げて融資などを行っていた影響でしょう。
やはり、金利が低いと、当然、毎月の返済額が低く抑えられるので
「家賃を払うよりは」「これなら無理なく返済できる」
というような後押しにつながっているのでしょう。
プラス要因の2番目は「地価・住宅の価格相場」です。
これは、アンケート調査の時点では「そろそろ底値」
「今、買わないと値上がりしそう」という気持ちがあいまっての
購入動機への後押しでしょうか。
これは現時点ですと微妙に変わっているかもしれません。
マイナス要因
一方、マイナス要因のトップは「従前住宅の売却価格」(31.7%)。
バブル崩壊後に住宅を購入して、
そろそろ買い替えを、という世帯では、
含み損を抱える世帯も少なくなく、
後遺症が残っていることが感じ取れます。
マイナス要因の2番目は「家計収入の見通し」です。
これは、景気が拡大しているにも関わらず、
個人の収入が増えないのに、年金問題等で将来的な不安を抱える、
現在の状況(今の方が更に、悪化していますが・・・)
と同じと言えます。
マイホーム購入者はこういった、
プラス要因とマイナス要因の両方を考えながら
決断をしていることがわかります。
段差のない室内は7割以上
分譲住宅の高齢者対応設備を問う質問として「手すり」(46.1%)
「段差のない室内」(74.6%)
「廊下等で車椅子で通行可能な幅」(52.2%)
の状況を聞いています。
特に、段差のない室内については
約4分の3以上の住宅で対応しているということですので、
これからはバリアフリーの室内が、
当たり前のことになっていくようです。
また、これらの全ての設備を備えている住宅も約3割(29.6%)
に達していることをみても、
購入した住宅を売却するケースでも、
高齢者等の対応設備の充実は
価格に大きな影響を与えることが考えられます。
さて、皆さんいかがですか。
マイホーム購入までは、たくさんの決断の連続です。
今回の調査結果も参考にしていただきながら、
今一度考えてみてはいかがですか?
草加市の賃貸と不動産(センチュリー21オガワホームリアルティー)