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ウェイトトレーニングの知識あれこれ ゲオの筋トレ日記

出張パーソナルトレーナーのトレーニング日記。。
トレーニング方法などを気ままに紹介していきます。

こんにちは。
今日は軽めのトレーニング日だったゲオです。。
スナッチのフォーム練習、懸垂、ベントオーバーロウ、アームカール、腹筋を集中して行いました。


さて、今日はよく話題になる「使える筋肉」「使えない筋肉」について書いていきます。
筋肉だけつけてもだめだ、あれは使えない筋肉だ、使える筋肉をつけていかないと意味がない、などなど聞いたことがある方も多いと思います。

結論から言うと、太い筋肉、大きなパワーを発揮できる筋肉などは存在しますが、「使える筋肉」と
「使えない筋肉」は存在しません
。(そのように考えてもあまり意味がありません)
100m走のオリンピック金メダリスト、ボディービルダー、バスケット部の高校生などどのような競技の選手を選んだとしても筋肉の構造自体に大きな差はありません。(ただし筋肉の太さや発揮するパワーは個人で違います)

ここで重要なのは、筋力トレーニングと各競技の動作の間には大きな違いがあるということです。
その違いは「反動」です。
筋力トレーニングでは効率よく筋肉を鍛えるために反動を極力使わないようにします。
これに対して多くの競技の動作は、反動をいかに上手く使うかが重要となってきます。
バスケット、サッカー、格闘技などの多くの競技はゆっくりとした動作ではなく、全身の反動を使って素早く動く必要があります。
この「反動」という違いがあるため、筋力トレーニングを行うだけで競技の成績がすぐに伸びるとは限らないのです。

一番簡単な例としてスクワットとジャンプの関係を考えてみましょう。
筋力トレーニングでスクワットを行うことでジャンプ力が伸びると考える人が多いと思います。
これは半分正解で半分不正解です。
スクワットによって足腰の筋肉は太くなり、発揮できるパワーは確かに大きくなります。
しかし、ジャンプという動作は足腰の単純な筋力だけでは決まりません。
しゃがみ込んで素早く切り返す(反動)、手を振って反動をつける、膝と股関節を効率よく連動させる、などの要素が必要です。
筋肉を太くする筋力トレーニングではこれらの要素(全身の反動・連動性)は十分に鍛えることができないのです。


人間を車に例えて考えてみましょう。
車を速く効率よく動かすには、車のエンジン(筋肉)とドライバーテクニック(全身の反動・連動性)の両方が必要です。
筋力トレーニングで筋肉、つまり車のエンジンは大きくなります。
しかし、全身の反動・連動性、つまり車のドライバーテクニックは十分に上達しません。
これでは本来の性能・力は発揮できませんね。
この例から分かるように、競技力を向上させる上で筋力トレーニングと全身の反動・連動性は両方とも大事であり、片方だけでは十分に力を発揮することができません。
ですから、筋力トレーニングが悪いということではなく、それだけでは不十分であるということです。

ちなみに全身の反動・連動性の動きを高めるトレーニングとしてプライオメトリックトレーニング・オリンピックウェイトリフティングがあります。
この話はまた今度。


参考になれば。
ではまた。。



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