位置 秋田県山本郡八峰町八森御所の台(40.3851,139.9843)

 

<ここで見られる地学素材>

◆安山岩,溶岩,火砕岩

〇何がすごいの?

◆日本海ができる前の火山の溶岩が,浸食されてスフィンクスのようになったのがすごい.

〇ここではどんな地層や岩石が見られますか?

◆地層名は藤倉川層という中新世の地層です.岩石名としては安山岩ですが,詳しい成分分析の結果では玄武岩に近い安山岩や一部は玄武岩もあるとされてていますが,それらを肉眼で判別するのは少し難しいと感じました.また,一部に泥岩もあるようです.

参考文献 

秋田浩希,星出隆志(2018) 秋田県北部日本海沿岸に産する巨大斜長石斑晶を含む玄武岩~玄武岩質安山岩の岩石学的特徴 

 

写真1.写真中央右の丸い岩がスフィンクスの頭の部分です.スフィンクスに見えるでしょうか.

 

 青森のジオサイトをたずねて ~地層・岩石・化石・地形~