爺ちゃん61話:ユトリ教育で介護奴隷になった吉井ヘルパーが「ユトリ介護で報復ダ!」だって。 | 老謡ジジイが**ホームから    ブログする!?

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 ・・・三弦ジジイが老謡を謡って、若者を「戦い」へ誘い出す。

 吉井ヘルパーが元暴走族だったという話は訂正しますジャ・・・実は学校中退の「落ちこぼれヘルパー」の一人!
 だから渡辺事務長が言う(オモテナシの心で介護する!)が苦手で無愛想で強面・コワオモテの応対になっちゃう・・・それが老人仲間には元暴走族の噂になってたのかナ~。
 
 暴走族と言えば三弦爺イの身近で起きた不幸な話をせねば悔いが残る・・・それは昭和40年代の頃で高度成長期となれば若い人達は勉強しないと「落ちこぼれビト」になる時代で、連日夜遅くまで参考書を開いて勉強する若い人達が大勢居た一方で、勉強より身体や機械を動かすのに熱中する若者も大勢居たネ~。
 それら若者二人がオートバイ爆走の事で連夜に亘って言い合いして、遂に一方は道路に材木を投げ出し一方はバイク転倒で死亡するという結末になったんだけど、戦争で死に損ないの三弦爺イが間に入って「オ~イ、若者達よ!」と呼び掛ければ二人の人生を救えたかもしれない・・結局(何か他のモノに頼る)態度で何もしなかったんだヨ~。

 それから40年経って平成の世は(何か他のモノに頼る)オネダリ人間ばかりになっチャた。
 若い頃にゲバ棒を振り回してた団塊世代は「平和憲法にオネダリして平和だったからノーベル平和賞を頂戴!」と44万人も署名する始末・・・幕末サムライだった祖父が聞いたら「日本を平和の首輪で縛って、(日本ダケダ悪イ)と吠えるイヌ侍ダ!」と怒るだろうし、本当に悪い隣国は倭国イヌ料理用にと青竜刀を磨いているのジャ・・・それでも「ワンワン!平和ン!平ワン!兵ワン!」と吠え続ければ、米国や世界諸国が日本を助けに来ると頼ってる団塊イヌ世代が大嫌いナノダ。

 「国の掟である憲法」を米国から与えられても尻尾を振りまくる団塊イヌ世代だから、地域の決まり事もオヤクニン様にオネダリしちゃって(国・地方役人が360万人、25兆円人件費)というメタボ支配に満足の有様・・・諸藩独自体制の徳川時代を生きた祖父が聞いたら「福祉介護を吠えるイヌ侍ダ!」と怒るだろう。
       
 更に団塊イヌ達は(子供は自分の個性、才能にオネダリすれば、教師の指導が無くても成長出来る!)と薄っぺらな教科書で勉強するユトリ教育を若者に押し付けたが・・・自分の頭にオネダリしても授業が判らぬ子供は補習塾へ・・・行けない子供は落ちこぼれ馬鹿になるしかないよネ~。
 このユトリ教育を推進したのは学者家庭に生まれた文部省高級官僚の寺脇研で、知識人の両親や本に囲まれて育った環境を忘れて(自力で東大法学部合格だヨ! アレコレ指導されたくないヨ!)と日教組と一緒に放置自主授業・・・それを団塊イヌ世代は尾ッポを振って賛同したネ~。 

 ここで落ちこぼれヘルパーの吉井君が発言した。
「老いても自分にオネダリ出来る人は自力で介護すべきダヨ!!」・・・これは正論ジャ。
「渡辺事務長の話すオモテナシ介護などせずに ユトリ介護でやっていこう!」と顔色が明るくなったヨ~~。