
まず、イギリスについてだが、ロンドンに居住している高田万由子さんが、イギリスには支那人やロシア人がたくさんいて、どちらもウェルカムだと言っていた。これは奇しくも竹田恒泰さんの回答にある「カネで魂を売った」という言葉に合致しており、かの国は支那人に大してウェルカムなのではなく、金銭に大してウェルカムなのだと感じた。ちなみに、竹田さんはAIIBの参加についてイギリスはカネで魂を売ったと回答していたのだが、少し意味合いが違うと思う。

AIIBでは域圏、つまりアジア諸国で出資の70%を賄うと謳っており、ヨーロッパの参加国は余り出資せずに高みの見物が出来るのだ。AIIBの参加国が57カ国になったのは、イギリスが手を挙げたせいだが、ドイツやフランスも含めて、ヨーロッパの国の出資比率は低く押さえられ、そうなると結局現状では出資の大半は支那が請け負わざるを得ないわけで、最近になって日本に擦り寄っているのは、そのせいなのだろう。ただし、日本は絶対にこの泥船に乗ってはいけない。

次にギリシャについてだが、以外とパネラーの方々はギリシャに理解を示していた。ああなるには、それなりの理由があるのだという訳である。ただ、ギリシャをEUに入れるべきではなかったし、頑張れと言って励ます様な対象でも無いそうである。話は逸れるが、個人的にはEUの手法が誤りだと思っている。百歩譲って、関税の撤廃や人の自由な往来は許せるが、通貨をユーロに統一したのが大きな間違いである。そういう意味では、イギリスは賢かったのだろう。さすが守銭奴である。

つづく