続いて団体。

 各国代表4人の今季W杯順位上は、
1.スロベニア
2.オーストリア
3.ポーランド
4.ドイツ
5.日 本
6.ノルウェー
7.チェコ
8.フィンランド
の順になる。

 実況の解説でも、原田雅彦さんが、
『ここ数年団体での日本の実績はずっと5位が定位置。オーストリアがずっと1位をキープ』と語っていらしたので、この評価のエビデンスの強さを物語っている。

 ソチ五輪でのラージヒル個人成績上での、すなわち直近のパフォーマンスをベースにした評価だと
1.日 本
2.ポーランド
3.ドイツ
4.スロベニア
5.ノルウェー
6.オーストリア
7.チェコ
8.フィンランド

の順で、日本、ポーランドの好調さと、団体の王国・オーストリアそれにスロベニアが調子を落としているのが窺える。

 結果は、日本がLHでの好調をそのまま維持し、実績では上位にあたるスロベニアとポーランドをかわす形で3位に食い込んだ。

 団体は4人で跳ぶので、各大会実力通りの結果が出やすい。3位の銅メダルは、よくぞ勝ち得たと絶讃してよい立派な成績である。
2回の合計ポイントが260点を超えた選手にブルーの色を付けているが、1人目の清水礼留飛選手の大健闘が目に付く。年頭に大病(肺炎で入院)を患った竹 内選手は、最低限の仕事をしたし、伊東大貴選手は実は膝を痛めていたのだが、260点に迫るいいパフォーマンスをみせ、葛西選手はLH銀メダリストの実力 を出し、安定して高いレベルの得点を稼いだ。
 バンクーバーで悔しい思いをしたメンバーとほぼ同じ布陣で、銅を勝ち取ったところも、意義も深いと考える。4年間で他の強豪国に負けない研鑽を積み上げてきた証である。

 オーストリアは五輪・世界選手権8連覇中だったが、ドイツにわずか2.7点差で連覇を止められた。
いろんな要因は考えられるが、絶対的エースの Schlierenzauer選手が、本来の実力からすると不出来だったのが、直接の敗因であろう。

 とはいえ、昨年11月のW杯での団体戦で
   Loitzl Wolfgang
   Kofler Andreas
   Morgenstern Thomas
   Schlierenzauer Gregor
とバンクーバー五輪の団体金メンバーと飛躍順も含め、全く同じ布陣で臨み、ベテランのLoitzl, Koflerの不振、エースのSchlierenzauerも本来の力を全く発揮できず、5位に沈んだところから、
 20代と若く、Schlierenzauerと同世代の2人(Hayboeck、Diethart)を思い切って実績はあるが、不振のベテランと入れ替 えて、あとほんのわずかで金に届くところまで巻き返したのには、王者の底力を感じた。

ヒルサイズ: 140m / K点: 125m
順位 国・地域/選手 LH個人順位 今期W杯順位 記録 1回目 2回目
得点 飛距離 得点 飛距離
金メダル 1 ドイツ 18.3 14.5 1041.1 519.0 (1)   522.1 (2)  
Wank Andreas  * 33 248.7
123.2 132.0 m 125.5 128.0 m
Kraus Marinus 6 12 268.1 136.1 136.5 m 132.0 134.5 m
Wellinger Andreas  45 8 259.2 125.3 133.0 m 133.9 134.5 m
Freund Severin 4 5 265.1 134.4 131.5 m 130.7 131.0 m
銀メダル 2 オーストリア 21.8 11.8 1038.4 516.5 (2)   521.9 (3)  
Hayboeck Michael  8 23 258.1 127.7 134.0 m 130.4 130.0 m
Morgenstern Thomas 40 11 254.2 124.3 129.0 m 129.9 133.5 m
Diethart Thomas 32 9 266.2 136.0 136.0 m 130.2 132.5 m
Schlierenzauer Gregor 7 4 259.9 128.5 128.5 m 131.4 132.0 m
銅メダル 3 日の丸日 本 8.5 19.3 1024.9 507.5 (3)   517.4 (4)  
Shimizu Reruhi 10 47 260.4 127.8 132.5 m 132.6 131.5 m
Takeuchi Taku 13 14 238.4 117.9 127.0 m 120.5 130.0 m
Ito Daiki 9 13 257.3 130.3 130.5 m 127.0 132.0 m
Kasai Noriaki 2 3 268.8 131.5 134.0 m 137.3 134.0 m
4 ポーランド 15.5 13.3 1011.8 489.2 (4)   522.6 (1)  
Kot Maciej 12 17 251.8 125.0 131.5 m 126.8 129.0 m
Zyla Piotr 34 19 233.5 107.2 121.0 m 126.3 132.0 m
Ziobro Jan 15 16 257.5 127.8 130.5 m 129.7 133.0 m
Stoch Kamil 1 1 269.0 129.2 130.5 m 139.8 135.0 m
5 スロベニア 19.3 11.0 995.6 488.2 (5)   507.4 (5)  
Tepes Jurij 20 17 248.3 127.1 133.0 m 121.2 126.5 m
Kranjec Robert 37 10 225.8 103.9 120.5 m 121.9 131.0 m
Damjan Jernej 17 15 244.8 119.5 128.0 m 125.3 130.5 m
Prevc Peter 3 2 276.7 137.7 133.5 m 139.0 136.0 m
6 ノルウェー 20.8 27.8 990.7 486.0 (6)   504.7 (6)  
Bardal Anders 16 7 272.5 137.7 137.5 m 134.8 133.0 m
Fannemel Anders 5 25 248.8 123.4 129.5 m 125.4 133.0 m
Jacobsen Anders 38 49 237.3 111.5 119.0 m 125.8 130.5 m
Velta Rune  24 30 232.1 113.4 125.0 m 118.7 125.5 m
7 チェコ 23.0 35.3 967.8 476.0 (7)   491.8 (7)  
Janda Jakub 27 31 244.9 123.3 131.0 m 121.6 127.5 m
Hajek Antonin 28 54 247.5 121.4 128.0 m 126.1 131.0 m
Koudelka Roman 19 * 248.2 122.1 122.5 m 126.1 130.5 m
Matura Jan 18 21 227.2 109.2 122.5 m 118.0 127.5 m
8 フィンランド 27.3 41.5 942.8 461.5 (8)   481.3 (8)  
Koivuranta Anssi 11 27 247.3 120.8 129.5 m 126.5 130.0 m
Maeaettae Jarkko 43 51 227.6 117.1 128.5 m 110.5 124.0 m
Muotka Olli 33 59 227.3 113.2 123.0 m 114.1 126.0 m
Ahonen Janne 22 29 240.6 110.4 124.5 m 130.2 132.0 m
 4年前に、バンクーバー五輪スキージャンプ団体戦5位の結果を受けてこう書いていた。

『葛西選手については、あの年齢で あのパフォーマンスは、過去6回の五輪で ことごとく涙を飲んだ男の執念を感じました。できれば、個人か団体でメダル を取らせてあげたかったけれど、年齢から考えると 信じられないほどの 素晴らしいパフォーマンスを1周り以上も年下の後輩たちに見せてくれたと思いま す。
爽やかな笑顔とともに、ありがとうございました。』

 37歳という年齢を考えると、五輪はこのバンクーバーが最後だろうと正直思っていた。
ところが、41歳での五輪出場、まさかのラージヒル・銀メダル獲得でした。
なんたる快挙か!?

ソチ五輪でも絶好調だった今シーズンW杯2位をキープしている Prevc Peter選手(1992年9月20日生まれ)は、葛西選手が初めて五輪に出場した1992年初頭のアルベールビル大会時には、まだ生まれる前である。
他国の選手達から、Legend と呼ばれるだけのことはある。

 1月11日W杯フライングヒルで、41歳7ヶ月で優勝を果たし、それまでの記録は岡部孝信(雪印メグミルク)選手が2009年3月にマークした38歳4カ月だった最年長W杯優勝記録を大幅に更新した。
葛西選手のW杯優勝は2004年2月以来10年ぶりであった上に、船木和喜(フィット)選手を抜いて日本勢単独最多となるW杯通算16勝目ともなった。
 
 また、以下の今季ワールドカップ成績の流れをみると、2月の五輪に向けて、昨年12月8日以来出場W杯で一桁の成績を続け、好調を長期間維持していたことも特筆に値する。

 今回、得意なLHで銀メダリストとなり、7度目の五輪でようやく個人の勲章を手にしてくれ、本当に良かった。
公私ともに苦労人でもある。
 個人戦では国内選手といえども、ライバルの関係にあるのに、他の日本3選手(清水、竹内、伊東)は2回目の大ジャンプ直後に、猛然と駆け寄り抱き合って、我が事のように喜んでいた。

■2014年
2/2 ヴィリンゲン大会 (ドイツ) 4位
2/1 ヴィリンゲン大会 (ドイツ) 4位
1/26 札幌大会 (日本) 6位
1/25 札幌大会 (日本) 3位
1/12 バート・ミッテンドルフ大会 ※フライングヒル (オーストリア) 3位
1/11 バート・ミッテンドルフ大会 ※フライングヒル (オーストリア) 1位
1/6 ビショフスホーフェン (オーストリア) 5位
1/4 インスブルック (オーストリア) 7位
1/1 ガーミッシュ=パルテンキルヘン大会 (ドイツ) 6位


■2013年
12/29 オーベルストドルフ大会 (ドイツ) 6位
12/15 ティティゼー=ノイシュタット大会 (ドイツ) 3位
12/14 ティティゼー=ノイシュタット大会 (ドイツ) 6位
12/8 リレハンメル大会 (ノルウェー) 4位
12/7 リレハンメル大会 (ノルウェー) 10位
11/29 クーサモ大会 (フィンランド) 5位
11/24 クリンゲンタール大会 (ドイツ) 27位
11/23 クリンゲンタール大会 ※団体戦 (ドイツ) 3位


愛林館館長の沢畑くんが、五ヶ瀬町を表敬訪問し、その足で、桝形山に案内していただいたそうだ。 #airinkan #fb


愛林館

肉眼でははっきりと雲仙が見えたのですが、携帯電話で撮影できたかな。 #minamata 」

問題の画像のここが雲仙ではないか!?と感じられた場所に2箇所矢印を入れた。
茶色の矢印が直感(第一感)、緑の矢印は他に候補があるとすれば・・・・と目を皿のようにして
無理矢理ひねり出したもの。
さらに無理すれば、画面右端も候補になるか・・・?

でも、撮影者心理として、気になっている対象は おおよそ中央付近で捕らえようとする傾向は
強いんだよね。

この記事は、一定のラグはあるものの、沢畑くんの情報発信の主力であるツイッターにも
連携されるはずですが、果たして こういう間接的投稿が目にとまるかな???

§ 冒頭の1行は、そういう可能性も考え、ハッシュ・タグをいれてみた(笑)


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