Zynga(ジンガ)/DeNA
米ソーシャルゲーム大手のZynga(ジンガ)が新たな資金調達の話し合いを行っているとのWSJ報道がありました。
設立から僅か3年に過ぎない同社株の価値は現段階で既に70億ドルから90億ドルにまで評価される可能性があるとの事です。
http://on.wsj.com/gPF5qT
同記事によれば昨年4月時点でのZyngaの株式価値は40億ドルと見積もられており、それから1年も経過していない今回の資金調達ではその価値が約2倍に高まったと評価されている事になります。
また同記事は、Zyngaのアクティブユーザー(月1回以上同社のゲームを遊ぶユーザー)数が2億7,500万人に達している事、同社は昨年、売上高約8億5,000万ドル、利益約4億ドル(但し利益段階は不明)を上げている事などを関係者からの情報も通じ伝えています。
Zyngaは過去9ヶ月、毎月平均1件のペースで買収を行っており、その大部分は小規模なゲーム開発会社です。
また同社は昨年1年間で800名以上を雇い入れ、現在は凡そ1,500人の従業員を抱えているとの事。
日本でソーシャルゲーム分野の代表格として知られるDeNA社は今期(平成23年3月期)業績予想が売上高1,130億円、営業利益555億円となっている為、現状ではZynga社を収益面では一定程度上回っている可能性があります。(但しDeNA数値は公式、Zynga数値は非公式ベース)
一方、昨年末のDeNA社連結従業員数は839名であり、伝えられるZyngaの従業員数の半分強という水準に留まります。
また、公開企業であるDeNA社の現時点の時価総額は4,500億円を切る水準にあり、伝えられるZynga社の価値平均よりも3割程度低く評価されている状況と言えます。
設立から僅か3年に過ぎない同社株の価値は現段階で既に70億ドルから90億ドルにまで評価される可能性があるとの事です。
http://on.wsj.com/gPF5qT
同記事によれば昨年4月時点でのZyngaの株式価値は40億ドルと見積もられており、それから1年も経過していない今回の資金調達ではその価値が約2倍に高まったと評価されている事になります。
また同記事は、Zyngaのアクティブユーザー(月1回以上同社のゲームを遊ぶユーザー)数が2億7,500万人に達している事、同社は昨年、売上高約8億5,000万ドル、利益約4億ドル(但し利益段階は不明)を上げている事などを関係者からの情報も通じ伝えています。
Zyngaは過去9ヶ月、毎月平均1件のペースで買収を行っており、その大部分は小規模なゲーム開発会社です。
また同社は昨年1年間で800名以上を雇い入れ、現在は凡そ1,500人の従業員を抱えているとの事。
日本でソーシャルゲーム分野の代表格として知られるDeNA社は今期(平成23年3月期)業績予想が売上高1,130億円、営業利益555億円となっている為、現状ではZynga社を収益面では一定程度上回っている可能性があります。(但しDeNA数値は公式、Zynga数値は非公式ベース)
一方、昨年末のDeNA社連結従業員数は839名であり、伝えられるZyngaの従業員数の半分強という水準に留まります。
また、公開企業であるDeNA社の現時点の時価総額は4,500億円を切る水準にあり、伝えられるZynga社の価値平均よりも3割程度低く評価されている状況と言えます。
アクティビジョン・ブリザード
米仏ゲームソフト会社大手のアクティビジョン・ブリザードの決算発表が先週行われました。
2010年通年で約14億ドル(1ドル82円換算で1,128億円)の営業キャッシュフローを上げており、これは業界屈指の高水準です。
2010年通年で約14億ドル(1ドル82円換算で1,128億円)の営業キャッシュフローを上げており、これは業界屈指の高水準です。
サイクロン式掃除機を開発する英ダイソン社
サイクロン式掃除機で世界的に知られる英ダイソン社は、現在まで掃除ロボットの商用化には成功していません。DC06という型番のその試作品は、重量が重く、製造コストが高過ぎるとの理由から開発が頓挫したとの事。http://bit.ly/aqJmPS
(2010年9月5日作成)
先週触れた英ダイソン社は、2009年度に約1,000億円の売上高、245億円の営業利益を上げており(現在のポンド円レートにて換算)、営業利益率にして25%弱という極めて高収益の体質が実現されています。http://bit.ly/bBP2Ku
同社は同年度に54億円の研究開発費用を投じていますが、今年度も更にその投資額を増やし、350名規模のエンジニアについても今後700名規模まで倍増させる考えを明らかにしています。
弊社の試算では、現在同社が上場していれば、2,000億円超の企業価値が顕在化しているものと思われますが、現時点では同社は非公開(private)の企業です。
(2010年9月12日作成)
(2010年9月5日作成)
先週触れた英ダイソン社は、2009年度に約1,000億円の売上高、245億円の営業利益を上げており(現在のポンド円レートにて換算)、営業利益率にして25%弱という極めて高収益の体質が実現されています。http://bit.ly/bBP2Ku
同社は同年度に54億円の研究開発費用を投じていますが、今年度も更にその投資額を増やし、350名規模のエンジニアについても今後700名規模まで倍増させる考えを明らかにしています。
弊社の試算では、現在同社が上場していれば、2,000億円超の企業価値が顕在化しているものと思われますが、現時点では同社は非公開(private)の企業です。
(2010年9月12日作成)
掃除ロボット「ルンバ」を開発するアイロボット社への株式投資
日本でも人気の掃除ロボット「ルンバ」を製造する会社は米ナスダックに上場しており、株を買う事が出来ます。
名前はiRobot社、ティッカーはIRBTです。売上高約3億ドル、粗利率は3割程度(原価率7割)、営業利益540万ドル程の会社で、近年は年間10億円以上をR&Dに投じています。
(2010年7月31日の記事)
掃除ロボット「ルンバ」と同種の製品「SO-Zi」を手掛ける国内のCCP社は、株式会社バンダイの100%子会社、非上場、従業員45名の企業です。前々期は200万円弱と僅かながら利益を計上していたものの、前期は5.8億円の損失となりました。
(2010年9月5日の記事)
名前はiRobot社、ティッカーはIRBTです。売上高約3億ドル、粗利率は3割程度(原価率7割)、営業利益540万ドル程の会社で、近年は年間10億円以上をR&Dに投じています。
(2010年7月31日の記事)
掃除ロボット「ルンバ」と同種の製品「SO-Zi」を手掛ける国内のCCP社は、株式会社バンダイの100%子会社、非上場、従業員45名の企業です。前々期は200万円弱と僅かながら利益を計上していたものの、前期は5.8億円の損失となりました。
(2010年9月5日の記事)