騒がしい廊下に出れば、

   そこはやはり、というか案の定騒がしく

   女子の高い笑い声と、パタパタと廊下を走る音と、

   その他諸々の話し声

   ああ、本当にくだらない

   そんなことを考えつつ歩く自分も、はたからみれば、そのくだらないモノのなかの一つだ

   そう考えると、なんともおぞましいことに気付く

   同じ制服というのは凶器だと、改めて実感する

   同じものに身を包んでいるだけで、

   人という存在は、

   同じものを身につけている奴らと一緒にされてしまうのだ

   寒気がするが、仕方がない

   何故、こうも人とはバカな生き物なのか

   答えは簡単だ

   人がバカだからだ

   そして自分はやはり、というか案の定そのバカの中の一人であって

   それ以外の何者でもないのだ

   歩く人々から聞こえる話の内容も、とりとめもなく、中身もない

   何が楽しいというのだろう

   奴らはきっと、毎日同じことを繰り返して生きている

   詰まらない生き物だ

   そんな汚れた空間から抜け出すように、早足で歩けば革靴がカツカツと音をたてた

   そうして自分は持ち場につけばいいのだ

   好きなように、していればいいのだ

   目的の場所で足をとめ、なかへと入る

   丁度いい温度に保たれた部屋の中は快適だ

   カーテンの隙間から入り込んだ眩い光を受けて光る机へ向かう

   一体今日は、どれだけの人が足を踏み入れるだろうか

   一体今日は、どれだけの人が自分の掌の上で踊ってくれるだろうか

   何気になく指先に触れた細いペンを掴み、くるりとまわす

   ほら、さっそく誰かの足音が

   ひたりひたりと近くまで




   静かな音をたてて開けられた扉のむこう


   僕は招き入れるように、そっと声をかけた














   「いらっしゃい」






























   工藤先生の、日常の中の一日

   

   あまりの工藤先生好きさについ Σ

   性格とか、まだあまり判ってないですけどね

   最近は、ずっとあの狐に惹かれてます

   いーなー、あのふざけたカウンセラー

   是非、四ツ谷先輩の怪談には頑張ってもらいたいです

   順位上がればいいのになあ

   それにしても、やっぱり工藤先生素敵だ













































 































   二日連続

   なんか、最近じゃもの凄く珍しい気がしてしまいますドンマイです



   あー、やっぱ昨日に引き続き工藤先生素敵

   なんだあの狐

   もう綺麗すぎるよ

   ああいうのがね、好みなんですねどうも

   僕のお友達は、好きじゃないって言ってたんですよ

   何言ってんだこの馬鹿野郎、みたいなね

   ふざけんなってハナシ

   どうにも共感できないなー

   っとに綺麗な顔つきだと思うんだこれ

   だって素敵じゃん

   綺麗じゃん

   




   あー、学校は最近どうでもよすぎる

   なんだってあんなにどうでもいいんだ

   あーくそ

   体育とかね、撲滅してくださいよ

   面倒なんですってホントに

   この時期は汗かくでしょう

   風呂でも設けて下さいよ

   あっついし面倒だし

   いいことないって

   数学も面倒

   英語は論外

   いやー、ほんとに未来が危ぶまれますね Σ







































  






























   久々の更新すぎる件について


   どれだけ日が経ってしまったんだか

   もはやドンマイの域をはるかに超えている Σ

   ドンマイだなこの野郎



   なんか、ほんとに最近REBORNが何処にいきたいのか全く判らん

   何処にいきたいの、何がしたいの状態

   あれで、なんであんな人気があるのか不明すぎる

   可笑しいだろ完璧

   だって可笑しいもの←

   だって面白くないんだもの

   昔の綱吉はどこに消え去ったんでしょうね

   ああ、コミック1巻~5・6巻の中か

   綱吉キモチワルイよーウザイよーどうかしてるよー

   もう、なんでもしてくれるがいいさ、

   そんな心境なんだぜ☆

   あの漫画、本気で面白いと思って票入れてる人間は、

   一体何人くらい、いるんでしょう?




   銀魂は、今回の話はあまり人気がありませんね

   でもいいんですよ、銀さんだしね

   え?贔屓だって?

   そうです贔屓です

   だって素敵なんですもの

   あんのくそ格好良い銀時がいるんだもの

   仕方ないじゃないの





   四ツ谷先輩、めたくそ終わって欲しくない

   まだまだ続けばいいな

   あの漫画はほんとに楽しみ

   四ツ谷先輩良すぎだよ

   というより、作者の頭が良すぎるんだ

   演出やばいだろう

   ストーリー構成神だろう

   今の話で出てきてる工藤先生、

   もの凄くストライクなんだアレ

   射抜かれたよ完璧

   あー、くそカッコイイ

   忠信とかね、いい名前してんじゃねぇの

   そんな顔にみえねーけどな

   にしてもいーなーあの人

   そう?残念、とかね

   思ってねーだろ

   唯一残念がってるとしたら、

   自分の思い通りに踊ってくれなかった愛しの生徒ちゃんに対してだよ

   生徒は私のいとし子です、

   みたいなね

   生徒は私のおもちゃです、の間違いです

   あと、目つき悪いなあの狐さん

   あー、すっげー好み

   どんなんなっちゃうんだろ

   恐怖に歪む、かわいいかわいいそのお顔、

   拝借させてはいただけませんか


































   今日公開映画銀魂観てきました

   やっぱ高杉美人さんすぎんぞ

   なんであんなに可愛いだてめーは

   いろっこいんだよちくしょー

   顔綺麗すぎる

   整ってんなー

   本当、そんなに服はだけてると銀時に食べられちゃうよ

   

   高杉の顔は大体書き直されてたね

   美人ね美人

   あー、かわい




   紅桜篇良かったなー

   使いまわし多すぎたけど

   銀魂ってことで目ぇ瞑ろう

   高杉かわいー




























 



































   所詮、俺にはもう無理な話





   ずっとずっと入れ込んできて、

   そこで手放すなんて、

   無理だよ、絶対


   おかしいでしょ、だって

   好きだから、

   深くまで、入り込んだんだろ?

   好きだから、

   全部知りてぇって、思ったんだろ

   だから、

   お前の意思も聞かずに、

   暴いてやろうって、思ったんだろ

   それにさ、

   期待させたの、お前じゃん

   別に抵抗とか、する素振りもみせねぇで

   されるがままで、

   それって、ズルいだろ

   なんで何も言わねぇの

   可笑しいじゃん、そんなの

   綺麗だから、

   お前は全部、綺麗だから

   人に触らせんのとか、

   嫌なんじゃねぇの?

   それとも、

   別になんとも思わねぇ?

   

   ほら、

   そうやってわらう

   なんだよてめー

   何がそんなに楽しいんだよ

   なんだよその顔

   ふざけんな、みてんじゃねぇよ

   だって、

   嫌がってねぇじゃん

   抵抗しろよ、

   振りほどけよ、

   殴り飛ばせよ、

   俺のこと、拒絶すりゃぁいいだろ

   なんで、何もしねぇんだ

   やめろ、

   あんま思わせぶりな行動とんな

   そんなに遊んで楽しいか

   俺で遊んで、楽しいのかお前

   そうじゃない?

   じゃあなんなんだよ

   お前も俺と、おんなじ気持ち、ってか?

   ざけんな、ぶっ飛ばすぞてめー

   俺の気持ち、馬鹿にしてんじゃねぇ

   


   

   もうさ、

   はっきりしてくれよ

   ここまでいくと、もう辛い

   そんな風にみえないって?

   演技はな、結構得意なんだぜ

   はっきりずっぱり言ってくれた方が、幾万倍マシだ




   なあおい、

   お前いつからそんなに可愛くなくなっちゃったよ




































   銀時 → 高杉



   今よりもうちょい、若いくらいかなあ・・・

   高杉が馬鹿やりはじめて、すぐの時くらい

   多分

   ちっちゃい頃は、女の子みたいに可愛かったのに、とか

   銀ちゃんはそんなことばっか考えてます Σ



















































   あー、畜生、

   高杉可愛すぎるぞーコノヤロー

   いい加減自重しやがれ、可愛いんだよてめーはよ

   ふざけやがって、この色っ子が

   淫ら、妖艶とか、

   そんな類の言葉がお似合いですこと

   

   銀高とかな、もう神だぞ

   なんなんだあいつら

   誘われ攻めの銀時と、

   誘い受けの高杉と

   嗚呼もう駄目だ、鼻血がとまらん

   いや、出てさえいないけれどもお!!←

   女物の着物とかな、

   普通着ねえぞ

   頭弱い子だよあの子、もう可愛いよあの子

   あんまり可愛いと、

   食べちゃうぞ、

   とかね、そんな心境

   あ、今の神威くん言いそう

   とか言ったら神威にぶっ殺されそう

   なんなのあの格好

   胸元がっぱり開いてるんですけど

   そんなに襲って欲しいんですか

   あんなに色っぽいテロリスト、聞いたことねえよ、

   ありえねー




   

   そういえば

   銀さんの待ちうけ欲しさに前売り券買った

   もう白夜叉可愛いよー、大変なことになってるよー

   可愛すぎるよーコノヤロー

   銀さんバージョンも欲しかったな

   あー畜生、

   日にち分けて買うべきだった

   13日までに一枚買って、 

   それからもう一枚買うんだった

   くっそー悔しー


   あー紅桜編たのしみ

   アニメ版の紅桜編見返したけど、

   あれがもっとクオリティ高くなってスクリーンにいくんだと思うと、

   もうヤバいでしょ

   神なのかあ、バッキャロー

   ていうかな、子安声低いんだよ!!

   そそるんだよ!!!

   あれが高杉の声なの?!

   ヤバいって、

   なんなのあのイカレた笑い声は

   いい加減にしないと食われっぞ

   ってこれ何回言ってんだコノヤロー



































 

































   嗚呼、ギンの開眼可愛い

   両目だったり片目だったり

   かわいいな畜生

   気味悪い子とか、

   ぜってーギンに言われたかねえよ

   ギン程気味悪くってキモチワルイ人間も少ないって

   神鎗かわいいことになってた

   13キロか、

   そうかそうか

   久保さんいい加減にしとこうぜ

   本当にギンの刀は伸びるしか能がねえのかよ

   そこに吃驚だよ

   吃驚通り越して驚愕だよ

   「しゃぁない」言ってる時のギンのお口可愛い

   そんな可愛いお口でモノ喋ってっと、藍染さんに食われちまうぞ

   それにしても、ギンのお顔は整ってると再確認

   一護ちゃん、惚れちゃ駄目だよ

   そいつ、中身最悪だから



   銀時はいつだって素敵

   なんだアイツ

   万事屋ってあんなにかっけーの

   銀さん良すぎるでしょ

   近藤さんに、男に惚れられる男って言われてたけど、

   まさにその通り

   映画楽しみだな

   紅桜編

   でも正直、銀魂のスタッフがお遊びでつくった、

   映画予告編の白夜叉なんたらっつー方がみてぇ

   高杉と銀時可愛すぎるのなんのって

   ヅラもいいよ畜生

   坂本もな

   あー、高杉かーわい

   この低身長め


 

   なんかもう、

   最近は復活、案外どうでもよくなってきたな

   綱吉気持ち悪いし、

   雲雀に至っては、可愛すぎてもはや誰でもないし

   いや、いいんだけどね別に

   雲雀好きだしな

   でも、初期設定の、荒っぽい雲雀のが断然良い

   今の雲雀、なんかすっげー柔らかいし

   他よりちょっと喧嘩の強い、普通の子みたいな感じする

   アイツって不良だろ

   そんな感じ

   新章とか、正直あんま読む気しないよなー

   鈴木アーデルハイトってなんだよ

   ギャグかそれって

   きたこのパターン、二回目って思った

   雲雀くんの並盛の秩序を、他人が奪おうとするパターン二回目じゃん

   一回目は骸

   次はアーデルハイト

   なんだそれ

   ネタでもつきちゃったのかね

   




   最近は、銀魂主食で生きてるな

   新撰組は素敵だし、

   鬼兵隊も素敵だし

   攘夷組みが好きすぎてたまらん

   まだまだ脱色も眼中にある

   

   



   新連載のRockon、どうでもいいよ

   早く終わっちゃえ

   四ツ谷先輩の怪談は好きだな

   あと保健室も 

   なんで票あんな下なんだろう

   まあ、保健室は判らなくもないけど

   話の構成、無茶あるしな



























 





 








































   あれ?可笑しいな

   神威が可愛すぎやしねーか

   なんだよアイツ

   だから、何で出来てるって言ってんだよ

   いや、ハゲの遺伝子で出来てんだけどな

   アイツの血ぃちゃんと通ってんのか

   にしても可愛いな

   ニコニコしてんの可愛いな

   旦那好きすぎな、お前

   あーちくしょー、可愛いなあいつ

   アニメの神威綺麗すぎんぞー

   あんま可愛いと食べちゃいますからネ

   吉原炎上辺の、夜王との戦闘シーンはすごいね

   スタッフの栄光を称えて

   そんな感じだ


   やっぱ可愛い

   神威くん可愛い

   髪の毛長いね、可愛い子

   アニメ、腰まであったんじゃないか

   赤毛っていうより、サーモンピンク

   かーわーいーいー

   銀さんがパー子なら、

   かむ子、とか思ったけど、それはあまりに酷いので、

   せめてかむ美で

   かむ代でもいけっかな

   子はねえだろ、子は

   とか、何考えてんだろ

   ほんとに銀魂熱がぶり返してるよ

   なんだもう、あいつらなんだ

   神威好きだなー

































   






























   休み期間

   部活の休みが皆無

   朝眠いし、もう嫌ですねー、とか思ってみたり

   いや、活動内容が楽なんでいいんですけどね

   家に居ても部室にいても変わんない感じするんですけど

   やっぱり問題は朝

   眠いよ、もう

   長期休みのいいところって、朝、遅くていいっていうところに大きくあると思うんですよね Σ

   その辺どうなんだろう

   いや、どうもないんだろうけど

   どうなんだろうと

   でも、午後からだったら、

   午後は午後で面倒になる

   平日は終わった

   休日は習い事

   終わった

   あれ?

   今回の休みは、どっちにしろ終わってんじぇねえか

   いや、いいよもう終わってて

   もとから終わってる感否めない Σ






   それにしても、最近銀魂熱ぶり返してきてヤバいです

   神威くん素敵すぎる

   公式で万屋の旦那好きすぎる件について

   神

   そんな感じ

   だってヤバいでしょ

   神威くん素敵すぎるでしょ

   なんだってそんな坂田の阿呆がすきなんだ

   いいよいいよ、もう

   そんなんでいいよ Σ

   神威くん綺麗だしね

   顔出し整ってますしね!←

   もう坂田とイチャイチャしてればいいんだよ

   もうなんでもいいんだよ

   ガキに手え出す旦那とかね

   最高でしょ

   ガキっつっても神威くんだからね

   あの子性格終わってるしね

   もとから穢れで出来てる人間だからね

   汚れ100%みたいな

   だから襲っても大丈夫なんですね判ります

   太陽の光のもとやられる神威くんとか

   考えると鼻血クラッシュです

   勝手にしてろ


 







   というより

   今家がもの凄くうるさい

   正直言わなくてもウザい

   常識考えろよ、黙れ

   うっせーんだバカヤロウ共が

   うせろ

   あーあ、早く失せればいいんですけどね

   うるさいうるさいうるさい

   だからもう死ねってば

   何しに来てんだ

   黙れよもう

   黙ればいいよこいつら

   そんでもって、帰る途中事故ればいいよ


   只今そんな空間に寄生虫


























 


























 



































   僕らは、どこかに


   残せるだろうか





   僕らは、どこまで


   守れるだろうか













   



   ~ くぐりぬけていく ~
















   「時折ね、思うのよ」



   彼女は、暗闇の中でひっそりとした声で言った

   それは、広く広がるこの空間に、恐ろしい程空しく響いた

   「時折、思うの」

   彼女は、何か思いに浸るように、ゆったりと繰り返した

   「何を?」

   同じ空間に存在する、一人の男は、

   然程興味のなさそうな声で問いかけた

   「私の手は、

   何を掴むのだろう、って

   時折、思うのよ」

   彼女の声は、またも広い空間に木霊した

   話し声以外の音はなく、

   物音ひとつしない、不気味な空間だった

   そんな部屋に、

   ぽつりと置かれた、二つのソファ

   そのソファに、二人は居た

   「・・・それで結局、

   その答えは出たのかい?」

   その男、ベールダウは、

   彼女、メルサの方へ視線を向けた

   「全く、あんたって男はせっかちね」

   メルサは溜息交じりに言葉をもらすと、

   男ってやあね、そう言い首を振った

   「せっかち?僕が?

   やめてよ、君が言いたがってたから聞いてあげたんだろ」

   膨れたような、つまらなそうな声音で言うと、 

   ベールダウは、一つ、床をトンと踏んだ

   不意に、どこからともなく現れた、透明な硝子のテーブル

   その上には、真っ白な硝子で出来た、小さなティーカップが乗っている

   「判らないのよ」

   先ほどより、幾分も低音を思わせる、

   底冷えするかのような声でメルサは呟いた

   「もう少しで、つかめそうなのに

   私が答えに近づく度に...

   くぐりぬけてくの」

   彼女は、最後の言葉を落胆したように吐き出した

   カチャリ

   硝子と硝子がぶつかる、小さな音

   彼はティーカップをテーブルに置いた

   「紅茶はさ、

   僕、甘いほうが好きなんだよ」

   彼はそう言うなり、いつの間にかテーブルの上に置かれていた角砂糖と、

   ミルクを手にとった

   「こっちにおいで」

   メルサの方をちろりと見る彼の目は、

   いつもどおりに目つきが鋭い

   メルサはゆったりソファから立ち上がると、

   彼の隣に腰をおろした

   すると彼は、皿の上に見事に乗っている角砂糖を手にし、

   ポチャリとティーカップの中にいれた

   「・・・いきなり何よ?」

   彼女は怪訝そうに眉を寄せたが、

   ティーカップの中を覗きこんだ

   「これと、」

   彼は言うと、今度はミルクの入った器を手に取り、

   二・三滴、カップの中に落とした

   それは、水面に触れるなりじんわりと周囲に広がり、

   半透明な紅茶に白い模様を残していった

   「これ」

   器をカチャンとテーブルに置くと、

   ベールダウは、もう気が済んだと言わんばかりにソファの背もたれにもたれ掛かった

   「ちょっと、今のが何?」

   対照的に、メルサはわけの判らない彼の行動に苛立ちを覚えていた

   「何って

   本当、君は仕方ないな」

   彼は溜息を吐くと、

   もう一度と言わんばかりに、片手でテーブルをトントンと二回叩いた

   するとたちまちティーカップの中は空になり、

   次の瞬間には、真新しいストレートの紅茶が注がれている

   そして、またも角砂糖一つを手に取り、

   ポチャリと紅茶の中にいれた

   それは、形を残したまま、底にゆっくりと沈む

   「・・・それは判ったわよ」

   彼女は尚も眉を寄せて、カップの中を覗いている

   「それじゃあ、こっち」

   彼は彼女から視線を外し、ミルクを二・三滴、カップの中にいれる

   それは、一度目同様、じんわりと周囲に広がり、

   あたりに白い筋を残していく

   彼は手をパチンと叩いた

   すると角砂糖の乗っていた器と、ミルクの入った器は跡形もなく消えた

   「どっちなんだろうな、とか

   思ったわけで」

   彼はゆったりと目を瞑り、今となってはもうどうでもいいと言うかのようにして呟いた

   彼女はそんな彼に視線を向け、

   溜息を吐いた

   「・・・どっちかしら」

   「さあね

   でも、多分、僕は後者だ

   それに、そっちの方がいいだろ」

   片目をちろりと開けた彼はイタズラっぽく言った












   

   ひとつひとつの形を


   僕らは、どこかに


   残せるだろうか





   ひとりひとりの思いを

 

   僕らは、どこまで


   守れるだろうか




































   二人のお話



   メルサとベールダウのお話