食後高血糖 予防に有効
「あと食べ・足し算食べ」とは
(日経Gooday30+)
なかなか気づきにくく、放置しておくと
糖尿病や動脈硬化が進行してしまう
食後の高血糖について。
糖尿病予備群(境界型)ともいわれます。
食後高血糖は、食後2時間を過ぎても
血糖値が140mg/dlを上回る様な
高い状態をいいます。
食後高血糖が気づきにくいのは
空腹時の血糖値が正常になってしまうため
健康診断では見落としてしまうからです。
(参照:糖尿病の予防と診断/川村内科診療所)
少し見づらいグラフかもしれませんが
2型糖尿病を発症した人と
発症しなかった人の
空腹時血糖値と
ブドウ糖負荷試験2時間後の
それぞれの血糖値推移を
15年近くにわたって調べたものです。
濃い線が正常な方の
食後血糖値(ブドウ糖負荷)と空腹時血糖値、
薄い線が糖尿病を発症した人のものです。
糖尿病を発症した人は
10年前から食後高血糖の状態になっています。
空腹時の血糖値は全く正常です。
そして発症の一年前から
急激に上昇しています。
この時点で
すい臓がインスリンを分泌する能力は
かなり低下していると考えられます。
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糖尿病を予防するためには
境界型のうちに対処するしかありません。
また、血糖値スパイクとよばれる
食後の急激な血糖値上昇は
血管を傷めやすく、
境界型のうちから
動脈硬化が進みやすいので
油断は禁物です。
40代、お腹まわりが気になりだした人
運動不足を自覚している人は
まず、境界型を疑いましょう。
そして、食事を見直してみたり
運動習慣を取り入れたり
生活習慣の改善が必要です。
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