おはようございます
幻冬舎ルネッサンス編集部です
まだまだ続きます、幻冬舎ルネッサンス1月の新刊案内
幻冬舎ルネッサンス 1月の新刊~8冊目~
笑いと祈りは神さまに通じる
(池田啓子・著)1500円+税
<帯文>
あの世の存在、霊的体験からの学び、感謝の大切さ……。
人生は一冊の問題集。
解き続けるためのヒントを一主婦の経験からお伝えします。
<はじめに ためし読み>
世間では、この5年間で『終活』という言葉がすっかり定着しています。平成23
年3月に『ロンドン点描・還暦の旅』を出版したとき、帯に『終活』という言葉を使いました。当時『終活』は私の造語だと信じており、幸いにもシニア女性に好評でした。
先日、ある週刊誌に目を通していると、都内の葬儀社が終活ビジネスの一環として貯金や断捨離、遺産相続のお手伝いはもちろんのこと、何とどのような棺桶に入るかまで準備万端、相談に乗ってくれる、そんな記事を発見しました。すでに遺影を用意している私もこれには驚きでした。しかし、ここ数年の私は、真の『終活』はもっと別のところにある、との思いがだんだん強くなっています。
今から26年ほど前、たしか1990(平成2)年の半ばだったと思います。庭の手入れをしていて、大きな植木鉢を抱えて段差のあるレンガ作りのテスから地面に移動したときのこと、すぐ下にあった直径20センチくらいの石に躓つまずき、右足首を内側に捩ねじり倒れました。「ボキー」と音がし足首が強烈な捻挫になりアキレス腱断裂です。
足は腫れあがり立つことはもちろん、歩くこともできず安静の日々となりました。読書以外にすることがありません。近くにある未だ読んでいない本に片っ端から目を通しましたが、もう読む本がありません。最後に残ったのが『太陽の法』という、2カ月ほど前、
家の郵便受けに入っていた本で、表紙には仏様の絵がありました。
当時、私は〝神や仏などあるものか〟との典型的な無神論者。「宗教書か!」と放置していましたが、読む本が手元にない。歩けない自分は仕方なくページをめくりました。冒頭から仏教用語が多くなかなか理解することが難しい本でした。が、20ページも読まないうちに急に胸のあたりが熱くなり涙がれてきました。本の内容に感動したとか、そういった感覚ではなく、私の裡にある魂のようなものが、この本の何かに感応した、そんな感じです。涙もサラサラと落ちていきます。読み進めていくうちに掌に金粉も現れました。「この著者は只者ではない!」。著者は大川隆法という方です。私が目に見えない霊的なものに覚醒した第一歩でした。それからは、もう貪るようにこの方の書籍を読み続けました。
あれから26年、いろんなことがあり、躓き、学び、今年7月、この本を書き始めました。突然、天上界からメッセージが届いたのです。「書きなさい!」と金色の文字で。「あの世は確実に存在する」「笑いと祈りは神様に通じる」「一主婦の記録」などです。
この間、常識と言われるものでは考えられないことが次々と私の周りに起きています。今年77歳になる私は、いつの間にか「真の『終活』とは」を考える日々となりました。
楽しみにページを開いてください。とくにあの世が近い方、必読の書です(笑)。
2016年11月 吉日