ドイツのリトルイタリー | Nairobi Today

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バーゼルはスイスの端っこにあり

気軽にフランスやドイツのスーパーへ
出かけられるのがいいところなのですが、
私たちが引っ越してきた3月末ごろは
フランスもドイツもコロナの状況が深刻で

外出にパスが必要だったり、入国には

PCR検査が必要だったりして、気軽には

国境を越えることができませんでした。

だんだんと状況が落ち着いてきて
5月に入ってまずフランスが、
その数週間後にドイツが規制を緩め、
ようやくスイスから自由に行けるように
なったので、最近は週末になると
フランスに行ってパンを買ったり
ドイツに行ってビールを買ったり
越境ショッピングを楽しんでいます。

そんな中、夫がイタリア人の同僚から
ステキな情報を聞いてきました。

ドイツのWeil am Rheinにある
スーパーメルカト「リトルイタリー」。


Little Italy Food

 

 

イタリア人ファミリーが経営するお店で
本場のイタリア食材が手に入るとのこと。
10年前は無かったのか?
当時からあったのに知らなかったのか?
いずれにせよ、行かねばなりません!

土曜の朝早く行ったのですが
お店に入ると奥のカウンター前には
すでに行列が! 
カウンターでは見るからに美味しそうな
お肉、ハムやサラミ、そしてチーズや
オリーブが売られていました。

列に並び順番を待つ間、
店員さんとお客さんのやりとりを
聞いていると、完全にイタリア語。
えーっとここドイツだっけ?
挨拶はボンジョルノで行くべきか、
グーテンタークでいいのか、いや
ここはいさぎよく英語でいくべきか?
と脳がバグってる間に

自分たちの順番が来てしまい、

挨拶もままならないまま
美味しそうなハムとステーキ肉、
子牛のモッツァレラチーズと
ミックスオリーブを購入。

対面販売をクリアした後は
普通の陳列棚へ。
パスタの品ぞろえがさすがです。
同僚のおすすめパスタは
RUMMOとVoiello。
種類が多すぎて迷いましたが
とりあえず一種類ずつ購入しました。

 

 

家に帰ってさっそく買ってきた瓶詰の
唐辛子とRUMMOのパスタで
ペペロンチーノを作って食べると…
麺がモチモチしてさすがの美味しさ!

そしてオリーブをつまむと…
ラテン系のダシのきいた味!
我が家調べなのですが、
ゲルマン系の国(ドイツ・スイス)の
オリーブは酸味が強め、そして
ラテン系の国(イタリア・スペイン)の
オリーブはうま味があって酸っぱくない。

 

ラテン系


スイスに来てからも、イタリア産の
瓶詰を買ってみたりしたのですが
これもスイス人チョイスのためか
酸っぱいものばかりで、これまで
ダシのきいた美味しいオリーブには
巡り合えずにいたのです。

 

ちなみにマニラにはSantisという
高級なお肉・ヨーロッパ食材のお店
があり、よく利用していたのですが
経営しているのがスイス人だそうで
こちらにおいてあったオリーブも

酸っぱいものばかりでした。

 

ということで
国境が開いて本当によかった!

 

RUMMOのもちもちパスタが

美味しすぎて、あっという間に
一袋使い果たしてしまったので
また週末ドイツまで買いに
行かなくてはと思っていたのですが…

今日家から徒歩2分のCoopに行ったら
RUMMOのパスタ普通に売ってました。
気づかなかった~。

 


幸せはすぐそこに。