普段は猫と過ごしているか、仕事してるかしかないような私ですが、今回は書く事があります。
岡山旅行を兼ねて、備前長船刀剣博物館で現在開催されている戦国無双刀剣展へ行ってまいりました。
いつも騒いでいるので(笑)ご存知の方もいらっしゃると思いますが、わたくし真・三國無双と戦国無双両シリーズが大好きなのです。しかも長年のファンです。かなりコアな感じです。
今回は作中に登場する武器を現代の刀工の方々の腕で現実に作り上げるという一大イベントです。
これは行きたい!と、発表された時から思っておりました。
偶然にも碧也ぴんく先生がこの刀剣博物館とご縁があるとのことで、先生ご夫妻の計らいにより、なんと館長さん直々に展示品の説明を頂けることになりました。
しかも、幸村と三成の武器を手がけられた方ともお会いできるとのこと…!
これが張り切らずにおられましょうか。
まず、初日は宿泊先のホテルに荷物を預けて一休みしたあと後楽園、岡山城へ。
行きの路面電車がたま駅長仕様でした。
外装は勿論、中もにゃんこですごく可愛い!
碧也先生に
「そんなに走ってないんですよ。ラッキーでしたね」と教えていただき、同じく猫好きの友人と喜ぶ。
たまたま乗れました。たまなだけに(笑)

さて、翌日は今回の旅行のメインです。
博物館入り口でそれはそれはときめく。

博物館では無双関連の武器の制作秘話や裏話のみならず、共に展示されていた武将ゆかりの品々の説明を館長さんに細かく伺うことができました。
館長さんはもう、お人柄がお顔に滲み出ておられるそれはそれは素敵な方でした。
そしてたっぷりと展示物を拝見したあとは館長さんに案内されて工房へ…。
そこで彫金師の片山重恒さんにお会いして、これまた制作秘話を興味深く、しかも面白おかしくお聞きすることができまして、なんとその上わざわざ鎧一式をお持ちくださっていたではありませんか。
本来なら決まった日にしか体験できません。こ、これは着させていただくしか…!
鍔を製作中の片山氏。

草鞋を持参しなかったのが惜しまれますが(持ってないけど<笑)
鎧の重さを体験し、火縄銃も持たせていただき感激の私でした。
当たり前ですが鉄砲はずしりと重く、構えていると支える左手がプルプルしました。
そのせいというわけではないですが、構えが滅茶苦茶なのはどうぞお許しを…
これなら顔も見えないし、ということで(^▽^;)
プルプルしているわたくしの図。

打ち粉を実際に使った刀のお手入れの様子

とにかく今嵐雪記を連載中だったら入れたいネタの宝庫できっとテンパっていただろうなと暗に想像できます(笑)
さて、楽しくも有意義な時間を過ごしたあとは…
この日はそれだけではありません。
現在連載中の漫画の事も忘れてはおりませんよ!
いざ舞台となる場所へ取材に。
そしてここでも山のように資料写真を…。
原作を思い浮かべながら思う存分想像を巡らす。

帰りのバスを待っている間にやたらめったら蚊に刺されて、学生さんたちの若々しい血でなくなぜ私に!等と不条理を感じつつ、濃い一日は終わりました。
そして最終日は高松城址公園へ行き、資料館などを満喫したあと名残を惜しみつつ帰りの新幹線乗り場へ。
二泊三日と短めでしたが、充実した実に楽しい旅となりました。
苦心してくださった碧也先生ご夫妻、丁寧なガイドをしてくださった博物館の館長さん、貴重な体験をさせてくださった片山重恒さん、同行してくれた友人、そして出逢えた皆様、本当にありがとうございました!
良い思い出が沢山出来ました。
みんな、岡山へ行こう!(≧▽≦)