もう一人の自分
みなさんもそうだと思いますが、
自分は2人います。
頭で考える自分と行動しようとする自分。
頭で考える自分はすごく自然な自分です。
もう一人の自分は自分に厳しいのです。
例えば朝起きて眠い、だるい、体が重い
という日があったら先ず自然な自分が
「今日はゆっくり寝てたい」と思うのです。
そこでもう一人の自分が「今日は仕事が
あるのだから起きろ」と命令しているのです。
違う例ですと目標に向かっていてなかなか
思うような結果が出ないとき半分あきらめようとする
自分がそこにいる訳ですが、
もう一人の自分が「まだあきらめるな、ここからが
踏ん張りどこだ」とあきらめかけている自分を
もう一人の自分が奮い立たせるのです。
私はもう一人の自分は監督と思っています。
常に自分の考えに対して自分を監督している
もう1人の自分に問いただします。
その楽をしたい自分に対してもう1人の自分が
支配できるようになることがとても大事なのです。
私は人間は非常に弱い、非常に流されやすい生き物
だと思っています。
ただ人間ほど脳が発達している動物は他にいないのです。
ですからもう一人の厳しい自分が監督をする必要があるのです。
それが可能な動物なのです。
みなさんはもう一人の自分をしっかり見てくれている
すばらしい監督がいますか?
なんでも許してくれる甘い監督ではだめですよ。