"紙が好きって実感"



紙芝居「あらちゃんの勇気」には色厚紙で手作りしたケースをプレゼントとしておつけしています。

ケース作りは図書館に行って紙芝居を借り、
ケースの型取りからスタートしました。 

用紙規格でいうところの最大サイズ=全紙で2枚のケースが作れます。

型取りする時はまるで洋服を縫製する前の生地の裁断のようでした。
(布地よりは扱いやすかった🤣)



物語が、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、の
7色を元に展開しますので、ケースも7色揃えたいなと紙問屋さんを周りましたが、
厚い紙で原色に近い7色を揃えるのはなかなか厳しかったです。

イメージに合った色は赤、黄、緑。この3色に決定。

物語のシンボルのマザーツリーをポイントに貼り絵するとはじめから決めていて、試作をいくつか作りました。
(2枚目の写真がその試作です)

制作メンバーの意見も参考に黄色の花柄のデザインに決め、木、葉、花びら作り。

花びらは色画用紙の端材からパンチ型でくり抜き、7色の原色を基準にパステル調の花びらも作りました。 

木や茂った葉を切る作業は苦戦しましたが、
木の配置や花びらの位置、色の組み合わせを毎回変えた貼る作業はほんとに楽しかったです。

花びらの大きさは直径10ミリ。
満遍なくボンドをつけても、花びらのひとつがめくれて取れてしまう問題が発覚! 

できるだけ取れない工夫はどうしたら良いか、皆に意見を聞き、いろいろ試してみました。 

レジンや透明なマニキュアでコーティング→液が滲みてそのまま残ってしまいました。

補修用の透明穴あきシール→貼った後のちょっと目立って見た目が残念😆

ラミネートを直径7ミリの1穴パンチで型抜きし貼る→目立たなくてよかったのですが、花びらよりも小さいため剥がれ防止としては不安が残る。

花びらと同じ直径10ミリの透明な丸シールがあればベストだとネットで探しますが見つけることができませんでした。

10ミリのシール、もしくは10ミリの1穴パンチはないか、東急ハンズの文具コーナーへ。

店頭には透明のシールはなかったのですが、
店員さんが調べてくださり、直径9ミリの透明シールがあり、取り寄せ可能とのこと!
万歳‼️🙌

花びらより一回り小さなシールで剥がれ防止の補強をして、問題もクリアしました。

赤、黄、緑のケースが出来上がり、はじめて3色を並べてみた時はちょっと感動して、「紙、好きだわぁ💕」とあらためて実感した瞬間でした。





紙芝居「あらちゃんの勇気」

文 荒木陽子
絵 鬼嶋幸治(kogumawarks)
制作 魔法の国プロジェクト
(吉武公美 増子佳美)
原案・監修 Mother Tree白石美和(びわっち)
 






読んでいただきありがとうございます😊
紙芝居「あらちゃんの勇気」
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