タイトルが前回の続きなので、内容も続きだ。

老舗のジャズバーで自家製ピクルスをまずそうに味わいながら、演奏に耳を傾けていたんだよ。

ここも時代の流れに負けて分煙になったのが痛いが、しかしそれでも半々なので許している。

もちろん、青はないだろうと。

四十過ぎて青はダメだろうと言う、思考の肴を持ち込んでの話だ。

演奏が終わり、喫煙席が空いたので移動するか?と気を回して貰ったので、ありがとうと言って移った。

この流れは常連さんだからってわけじゃない。

私が相席を嫌がらない良い子だからだ。

おま店員かよwwwそこそこ腕の立つバーテンかよwwwってレベルで相席した人間が大笑いしているのを見ての判断だ。

店側の営業努力で、私のただ働きだ。

んで、チビチビやっていたんだよ。

やはり相席だから、隣の人と話し込むようになるじゃないかね。

都合の良い事に、34だと言う若い娘がグイグイきてくれた。

もちろん、持ち込んだ【青】について広げた。

向かいの紳士と若者のダッグチームも参戦。

メイク落とした綺麗なボーカルの方も乱入。

女性が一人食い付くだけで、こうして他の知らぬ顔を参加してくるから面白い。

スケベ共め(笑)

六人ほどで考え抜いたのだ。

全員、アルコール入っているじゃないかね。

それでも大人の格好良さを理解する面子。

場所が場所なので、そこは安心。

安心出来ていたのにも関わらずだ。

【緑】がダメという結論になった(笑)

やっぱり酔っ払いにまじめな話なんて無理だ。

途中、問題提起した私からして、勝手に店のピアノを弾いて遊んでいた。

メイクを落としたら客なのよ!という意味不明なセリフと共に、ボーカルやってた女性がハートキャチチブリキュア生演奏で歌っているのだから酷いもんだ。

わりと息が合ってしまい、普通にスタンダードナンバーのオープニング叩いたらニヤッてして、歴史なんて分からない生物学なんて分からないと歌ってくれた。

プロは乗りも良くて好きだ。

ちなみに彼女は青はOK派だった。

そりゃバンドメンバーとかは普通に青も着るだろうが、私は素人さんなので参考にならない美意識だからスルーしたがね。

あと、私が知らない所で出た結論なので【緑】がダメな理由はわからないままだった。
洋服あるじゃないか。

諸君は機能性と外観。

どっちを重視するかね?

私は場所によって使い分けている。

毎日、顔を合わせる人間達のいる場所では機能性を重視。

ちょっとバーで飲もうか、街で買い物でもしようかって時は外観を重視している。

その外観での話だよ。

もっこりもこもこで帰宅。

え?機能性重視のダウンジャケットの表現方法だよ?

そんな徳弘先生ライクな部分の表現ではないよ、諸君のエッチ。

股間をもっこりもこもこにさせて帰ってきてさ。

食事ついでにアルコールでも入れようかと思ったんだよ。

ドレスコードのある店で飲むので、ジャケットを用意するわけだが、ここで疑問が浮かぶ。

果たして、この色のジャケットは、私の年齢でどう見えてしまうのだろうか?と。

好きな物を好きなように着るのは、ファッションを楽しんでいることにならない。

好きなブランドの逆広告塔になってしまったりするのだよ。

わりと付き合いの長いブランドがあって、そこの【青】ってのがハンガーから吊るされていた。

青いジャケットだよ。

ジッと見つめてみる。

いやいや、諸君よ待ちたまえよ諸君。

渋い青だ、暗めの青でまったく前に出ていな青だ。

表面はテカテカしているが、しっとりシックな青だ、私という運動体を誤解しないでくれたまえ。

わかってもらった所で続けようか。

四十過ぎて青は着ちゃいかんだろう(笑)と思ったんだよ。

いや!もちろんおかしくない青だよ?

ぜんぜんOKな青なのだが、私の美意識は正常値をさしている。

青だけはダメだろうと、つい先週も着ていた癖に思い至ったのだ。

これこそ飲みながら転がす物だと、その日の肴を見つけて、さあて何を着ようかと押入れを眺めるわけだ。

こういう疑問を抱えた時、人は黒しか選ばないね(笑)

下に暗い色合いの赤いセーター、いやワインレッドって言えばいいんだけど、そういうの照れ臭いのだ。

ワインレッドなんて、格好良く言いたい為につけたネーミングじゃないかね。

テカテカの黒いジャケットに暗い赤のセーター。

靴は明る目の茶色ブーツ。

ズボンは。

パンツは下着!その上にはくのはスボン!

スボンはピッタリ布製で、これまた黒い物にした。

着替え終わってキッチンを通過する時、パッと姿見に写る自分を確認。

うむ、やはり私は黒を着るとヤクザだ。

そう確認して夜の街に繰り出した。
だいたいアームストロングって名前の奴は、世に出して迷惑にしかならない物を声高らかに売る。

風刺してみた初老、台所ぬめりだ。

岩手県に行ってきた。

おう!お前よぉ!なんかこっち来て上手いこと喋れや!って金曜日に呼ばれてだね。

たかだか数万円のギャランティーでトークしてきた。

数万円って書くのも嫌らしいから2万5千円と正しく書いておこう。

こういう泡銭はパッと使ってしまう主義だ。

さっそく土曜に、タクシー使って好きな場所を回ってきた。

宮沢賢治記念館に徒歩で行った後、駅前で拾ったタクシーに告げるわけだよ。

「ちょっと観光したいので半日ほど借り切れますかね?」と。

この御時勢さね。

大喜びされる。

観光地タクシーの待ち望む収入源が、この貸し切り客だったりするそうだ。

さっそくカッパ淵へ。

いつ見ても浅い。

とてもカッパは住めない。

カッパの話を聞かせてくださる御老人もいなくなって久しい。

ちょっぴり寂しい気分でメインデュッシュのでんでら野へ。

そこで半日経過していたから、タクシーに告げるわけだよ。

ほら、なんか悪いじゃないかね、夜勤明けだったかも知れないし。

ここで帰ってくださいと料金と笑顔を支払ってさ。

そして、心置きなくでんでら野でゴロリと横になる。

一時間ほどで帰る予定だったのでビニールシートなんて持ってこなかった。

凍った雪がカシミア越しに体温を奪って行く。

なるべく当時に近く、それでいて体調を崩さない形で、でんでら野を体験するのだ。

あの場所は本当に命について考える国内最高峰の場所だ。

パワースポット(笑)とかスピリチュアル(笑)とオウムのように繰り返している層には由来さえ思い付かない場所だ。

いつ来ても私しかいないのも最高だ。

観光地のはずなのに、ここで誰かと遭遇した経験がない。

昼過ぎに到着して、丁度お腹がすく時間だった。

このタイミングで来たのは初めてなので、できるだけ空腹のまま耐えてみる。

そんな心豊かな休日の午後。

ザックザックと雪を踏む足音。

おや?誰か来てのかね?初めてだ、驚かせてはいけないので起き上がろう、と。

起き上がったら下の民家の御主人だった。

自殺志願者と間違われていたようだ(笑)

タクシーの運転手さんが声をかけて行ったそうだよ。

一緒に降りないと御主人も困るだろうと、でんでら野を降り、タクシーを呼んでくれると言うので甘えてみた。

自殺志願者じゃないことは名刺やら著書見せて納得してもらったんだよ。

こういう勘違いされそうな行動時には、持ち歩くようにしているセットなのだ。

さっきと同じタクシーが来た(笑)

若干、稼げる相手として目をつけられていたような、向こうの計画通りのような気もする。

しかし、良い休日だった。

この日、一日の行動だけ見ても豊かな国になったと思える。

だって、姥捨て山の下から電話は出来るし、そこでタクシーも呼べりゃあ、市役所の手前の川にシャケの密漁を禁じる看板まであるのだから。

最後のは岩手県民だけが笑ってくれたらいい。
まだまだいるのだね!

嬉しくなるね!

中2ネイルした子供!

諸君は電車や街中で人の指先を見るかね?

見ないだろう?

派手な爪を見かけて、つい驚いて目が行く程度で、人の爪など見ないはずだ。

いやいやいや!

諸君もったいない!もったいない諸君!

見てみたまえよ。

いるから楽しい中2爪したヤングボーイ。

まず、先端を尖らせた系。

本人の中では、その鋭い手刀で人間ぐらい貫ける勢いだ!

そして二股系。

谷形に爪を切り、二つの牙を持つ者だ!

もちろんの話。

俺は牙を取り戻した人間だぜ!と叫んでいる。

暗黒武術系。

マジックで黒く塗っている。

この指先の毒でいちころさ!

紋章系。

オリジナルの模様が表面に刻まれている。

呼び出すぜ魔界の力!

これで分かったはずだ。

少年の爪を見よ!

それだけで一日幸せな気分で過ごせる!
ちゃんと小声で話したよ。

しかし、小声でも人間で言い争えるものだねぇ。

銀座に若い頃から通っているバーがある。

伝統と歴史ある名門だ。

そこで隣り合った男と話し込んでいた。

やれ太宰こそ中2病だ。

いやガブリエルこそが中2病だ、みたいに。

その店でこういう会話は絶対にダメなんだ。

本気で怒り出す客もいるから。

そのギリギリ感を楽しめる良き隣人だった。

そんな二人に亀裂が入るわけだ。

どう話が転がったのか記憶がないのだが、イク時に言う?言わない?って話になったんだよ。
あ!思い出した!

ボブ市川がイク時にホウ!って言うネタからだった。

それで、私はしっかり伝える派じゃないかね。

イク時にイクって言う派ってわけだよ。

向こうは違う、と。

そんな事はAVの世界だけだ、黙ってイクのが正解だって主張するのだ。

なるほど理解出来る主張だ。

確かにAVライクだ。

だが、私は引っ込められないのだ。

終わったかどうか相手に判らないじゃないかね。

誰もが終わる瞬間にビクンビクンするわけでもなかろう。

急に動かなくなったら心臓マヒの心配をされるかも知れないじゃないか。

ただ疲れて休んでいる可能性もある。

疲れて休んでるだけなのに、相手から「気持ち良かった?」とか聞かれたら、イッてもないのにそこで終わらなきゃいけない空気にならんかね?

女性はイッたふりとかもしなきゃいけないだろうしね。

しっかり伝えるのが正道だ。

てな持論を展開して説得を試みた。

向こうも持論を展開して私の主張を打ち砕かんと頑張る。

終わりっていつも突然だ。

彼が言う。

「マスターがこっち睨んでる」

そこでこの話は終わったよ(笑)

かつていなかったはずた。

あの名門店でマスターが睨んだ客は。

また一年ないし二年は行かないので、忘れてくれると助かるよ。

イク、イカないの話だけにしばらくイかないって寸法だ。

どっとはらい。