私、ずっと東京で暮らしてるじゃないかね。
帝釈天で産湯をつかり、のタイプだ。
しかし、人に歴史ありモハメドアリ、クロードチアリだよ。
地方都市で暮らしていた事もあるのだ。
もちろん、地方都市で暮らす人々と同じ理由だ。
自然の残る環境で暮らしたいってやつだよ。
でも、今こうして東京から離れようともしないじゃないかね。
その自然が問題なのだ。
自然の多さ=危険度の高さにも繋がる。
いや、大袈裟に書くと色々アレだろうし、簡単に書くよ。
私、次ね。
蜂に刺されたら死ぬ可能性が高いのだ。
ハチだハチ。
あのブンブンシャカシャカのハチさんだ。
諸君も知っての通り、一度受けた毒に過剰に反応してしまう現象があるじゃないかね。
あれで一度、死にかけている。
そう。
一回目に刺されて、二回目があったんだよ。
ショック症状を起こすのが分かっていたし、すぐ近くに大きな病院があったのが幸いしたのだ。
ダッシュで走って、受け付けで説明して倒れた。
ちゃんと目覚めたからここにいるワケなのだ。
ここで問題になるのが、その二回。
どっちも地方都市での出来事なのだ。
もちろん東京にもさ、スズメバチが巣を作ったりするじゃないかね。
しかし、それって緑豊かな公園とか、木々生い茂る人んちの庭なのだ。
ある程度の予測が出来る。
避けられるんだよ、危険を。
だから、東京にいるワケなのだ。
東京に憧れて、地方から出てきて暮らしている人々って多いじゃないかね。
あの人々が定着するのって、この辺りの事情もあるような気がするよ。
快適なのだ、外敵がいない暮らし。