月が欠ける理由を知ってるかい?

零れ落ちる星々を受け止めるたなんだよ。


そんな綺麗事だけで生きていたい、台所ぬめりオブジョイトイだ。


図書館で、懐かしい物を発掘してしまった。


【ムベンベを探して】と言う、リアルな冒険譚なのだ。


とても古い本だ。


モケーレムベンベ。


恐竜の生き残り、今で言うUMAなんだがね、それを真剣に探そうと試みる若者の手記なのだ。


実際にスポンサードしてくれる企業を探す所や、コンゴ政府との交渉、地元の人々にガイドを依頼する際のエピソード。


本気で馬鹿をやるのって、こんなに面白いと教えてくれた、私の一部分を作った教科書のような一冊なのだ。


小学生の頃に出会ったのだが、そのくらいの年頃って大好きじゃないか。


UFOとか恐竜とか雑誌ムーとか。


それを真っ向から否定する内容なのだ。


それなのに面白い。


筆者は、ムベンベが存在すると思いたい側だったんだよ。


その夢を原動力に、外国の政府を動かすほどの活躍を見せてくれる。


しかし、調査が進むにつれて、大人になって行くんだ。


空想よりも現実の方が、よっぽどドラマティックだと教えられてしまった。


何度か探検隊を組織して現地に乗り込むのだが、コンゴ政府の対応が変わってきたりする。


真相に近くなるにつれて、初めは協力的だったコンゴ政府が、協力を拒むようになったりするんだよ。


これは、コンゴ政府がだね。


ムベンベの調査は金になる!と分かっていて、実態を曖昧にしておこうとする神算鬼謀。


入国してから要求されるお金の額が、ガンガングスグスズンズン上昇。


ムベンベで外貨を獲得すると言う、とんでもない政策が明るみになるのだ(笑。


現地のガイド達なんかは、もっと凄いのだ。


そこは笑いが止まらなくなる部分なので、ぜひ実読していただきたい。


この調査で、国際的にもムベンベは実在しないと証明されているのも凄い。


当時、この手の生物って本当に信じられていた。


もちろん私も、ネス湖のネッシー、屈斜路湖のクッシー、不者魯湖のプッシーを信じていた。


それを、しっかりと科学的な根拠を持って否定したので、わりと世界的にも評価されている。


日本国内限定なのだが、そうした不思議な物なんて実在しませんよと。


しっかり解説した、初めての検証本でもあるのだ。


【幻獣ムベンベを追え】ってタイトルで、まだ再販かかっているので驚いた。


気が向いたら読んでみてくれたまえ。


ちなみに、調べてみたらコンゴ政府が、まだムベンベで稼いでいた。


なんでもありの国って素敵だ。