幼児クラスの時間外での出来事です。
子どもたちは想像力豊かで何通りもの遊びを考える天才です室内遊びほどよく見えるんです!
その日の幼児クラスで見た男の子たちの遊びで、対応間違っちゃったかな…と思う事がありました
数名の男の子たちが首にスズランを巻いていたんです。声を掛けようとしてその子たちから聞こえてきた会話で悩んでしまったんです。
『ネクタイできた!』
スズランを首に巻いてたのはお父さんの真似をして、ネクタイを結んでいたからで、男の子数名でお父さんごっこをしようとしていたところだったんです…
そこで私が取った行動は、首に巻いたスズランにはゆとりがある事、周囲に引っかかるものがない事、男の子たちが走り回ることも、スズランを引っ張るような危険な行為が見られないことから、見守ることにしました。死角に入ることもなかったし、落ち着いて遊んでいるのは見ていてわかっていたので。
ですが、迎えにきた保護者から指摘を受けまして、やっぱり声を掛けて首に巻くのをやめさせるべきだったかな…外したスズランを首元に貼れば良かったかな…と今でもふと思い出します。
子どもにとってお父さんやお母さんは憧れの存在いつも見ているからこそ、真似したくなるんですよね
危険なことを未然に防ぐ為には、見つけた時点でやめさせるのが正解だったのかもしれません
でも、子どもたちが考えて形にしたものを『それは危ないからやめましょう』とすぐ注意するのも違うような…子どもの発想を否定することになりますからね…
やはり注意するタイミングと子どもが傷つかない伝え方は大切だと思うんです。大人が危ないと思うものを全て注意していると、自分で考えて作る意欲が失われる可能性もあります。
遊ぶ前の約束で、危険な遊び方を伝えるのがいいのかもしれません。危険な遊び方を知っていれば、それ以外の遊び方を考えるはずです子どもが作り上げてからは悩みますからね