勤めていた園で、保育見学・保育参加・保育参観日というものを行っていました。


勤め始めた当初から行っていたものではなく、会議を重ねて園長の思い描く保育園の形の一つとして、ある年から始まったんです。


期間は決まってますが、年のほとんどを誰かしらの保護者が自分の子どものクラスの様子を見ている事になるので、始まる前は子どもたちの気持ちが不安定になるんじゃないか、今までのような保育がやりにくくなるんじゃないか…と不安がいっぱいだったんです。どの保育士も不安が大きく反対したい気持ちが大きかったと思いますショボーン


でも始まってみたら、意外と平気でした笑


もちろん、始まった年は子どもたちもなんかお母さんがいるお願いってソワソワしてましたが、それが毎年となると子どもたちも慣れてしまって、幼児クラスだと『明日〇〇のお母さん(お父さん)が来るんだって!』と楽しみにしている様子も見られるようになりました。


保育見学とは、乳児クラスのみ行なっているもので散歩をする姿や公園で遊ぶ姿を、子どもに見つからないように見てもらうものです。夫婦で見学OK見学後はそのまま迎えでもいいし、仕事いくのもOK


保育参加は0歳児〜5歳児クラスまで行っていました。1日各クラス1人(お母さんかお父さん)プチ保育士体験が出来ますデレデレ給食を一緒に食べて一緒に帰宅してもらいます。保育参加は気になるけど、どんな感じなんだろうと不安な気持ちを伝えてくる親御さんもいましたが、クラスに入れば不安な気持ちが一瞬で吹き飛びます。だって、子どもたちの人気者になってしまうからルンルン


保育参観日は月1で幼児クラスのみ行ってました。朝から給食前まで出入り自由!ちょっと見学して仕事に行く方が多かったです照れ多いときは10人以上棚越しに、保育の様子を見ている時もありますが、子どもたちも保育士もいつも通りにっこり落ち着いて過ごす姿を見てもらってました。


始まったときは緊張してましたが、普段通りの保育をしてればいいので、保護者がいる空間に慣れてる自分がいましたゲラゲラ


勤めていた所の園長は『運動会や発表会いつか無くしたいのよね』と言ってたんですガーンいやいやそれは難しいよね…保護者の気持ちも考えないといけないので、今も行事はあります笑


でも!


毎年、保育見学・保育参加・保育参観日を行ってて思った事ですが、普段の保育や保育園にいる時の普段の子どもの様子を見る機会が毎年設けられてるなら、行事は無くてもいいのかなと思いました。だって…行事はその日のために作り上げたものを披露する場だからニコニコ私なら作り上げられたものより、普段の様子を見たい!