保育園に入るといろんな病気に罹ります。風邪は一年中なので誰かしら鼻水が出ています


熱は体温調節の難しい乳児ほどよく出る。平熱が低い子と高い子では37.5℃以上での連絡の頻度も違いますしね真顔保育園に通う中で平熱の高い子に関しては保護者と日々話す中で連絡のタイミングを考えていきます。保育園側も子どもを実際見て知らなければ対応は出来ません。


子どもはあっという間に37.5℃になるし、殆どの子は熱はすぐ下がるし暑かったのかな、やっぱり風邪の前兆だったかな…で終わるのですが、稀に熱が原因で脳に障害が残るケースがあります。


私が勤めてきた中で数回経験しているんです。保育士経験年数18年の中で数回なので本当に稀な話ですが。


確か、3歳か4歳児クラスの出来事です。

ざっくりと簡単に書かせていただきますが…

数日前までクラスのリーダー的存在で活発、率先して先生の手伝いをしようとする子が、熱性痙攣を起こしたんです。その時は熱性痙攣だと思っていたのですが違ったようで『病院に行ったら脳に障害が残ると言われました』と保護者から連絡がありました。その時受けた衝撃は忘れられません。上手く話せない、言葉の理解が難しい状態になったんです。


熱性痙攣になる子はクラスの中に数名いますが、大体は数分で痙攣が落ち着くと大丈夫なのですが、そうじゃないケースがあるということです。


熱の連絡をすると保護者の中には、嫌そうな態度を取りつつ渋々迎えにくる方や『ただの熱でしょ?今は手が離せないんで迎えに行くのは無理です

仕事早退してきたのに家に着いて測ったら平熱だったんですけどムキー

区切りがいいところで迎えに行きますという方はいつも通りの時間に迎えにきます

こういう方が多々いますが、稀な出来事が自分の子の身に起きてしまったら後悔しか残らないのではないでしょうか悲しい


保育園側も熱出た!すぐ電話!ではなく、水分取ったり、室温調節したり、衣服の調節したりとしばらく様子を見てから連絡するかを判断してます。


家庭で見れない事情がある場合の対応はどの家庭も考えているとは思いますが、お子様の為に様々な対応を考えることが出来たらいいですね。中には保育園に預けちゃえばこっちのものという考えの方がいるので残念です…後で後悔しても遅いですし、嘘を付いている事も保育園側は把握済みというケースは沢山あります。後悔のないようにしていただきたいものです。


保育士をしていた時に思っていた事です。