毎年必ず偏食の子と向き合う時期が来ますチーンチーンチーン


食べない子は本当に食べない…家で何食べてるの⁉️って思うほど食べない…チーン

野菜が嫌いもしくはご飯が嫌いならまだ対応が出来ます。好きなものを多めにすればお腹が満たされるから笑


でも、野菜ご飯も嫌いとなると難しい…何をお家で食べてるんですか笑い泣き

これでは慣らし保育はこの先進められません…偏食な上に少食かもしれないけど、何も食べない子を長い時間預かるなんて出来ません!仕事中、お母さんたちも今日は食べたかな…お腹空かしてないかなって気にしながらなんて集中出来ないと思うんです。


さて、保育園で偏食対応どうしていたか


とにかくこれ以上減らせませんというくらい少量から苦手なものに挑戦する


少量とは人差し指や小指に乗るくらい笑バランスよく食べるなんてかけ離れてます。全く栄養にはならないけど、そんなに少量であっても苦手なものを食べるという事は本当に勇気のいる事なんです!


バランス良い食事にするなら、ハンバーグやカレーなどに子どもに気付かれないほど細かくして入れればいいけれど、保育園の給食で偏食対応の食事はありません


日々決められたメニューの中で繰り返される説得の日々笑少量とは言っても子どもにとってかなり過酷なもの…好きなものでお腹が満たされては苦手なものなんて更に食べなくなるので、いただきますの後の説得が重要になってきます滝汗


1口…いや!…1ペロすれば食べ終わるものを先に食べて頂く…。初めは頑な過ぎて説得に時間が掛かるのですが、『ご飯と一緒に食べてみる?』『スープと一緒に食べてみる?』『(おかず)と一緒に食べてみる?』なんて様々な声掛けをしているうちに頷く瞬間を見逃しません口笛

せーの!パクリもぐもぐ

よく頑張ったね!はいどうぞ!』と他のメニューを自由に食べて頂く照れ


これを繰り返してると、『(苦手なもの)から先に食べようね』という声掛けだけで自分から食べてくれる時が来るんです。何かと一緒に食べるということもなくなり、その物だけをしっかり食べるようになります。


自分で食べるが身に付いてきたら、しれーっと量を増やす笑と言っても、少量の2倍…3倍くらいですがニヤニヤそれでもかなり少ない口笛まずはスプーン一杯を目標に!


なんか多いんですが不満と気付かれた時は、二等分(多めと少なめ)にしてどっちがいいか聞いて選んだ方を食べて頂きます。

『自分で選んだから食べようねニコニコ』と。


そういうやりとりを数ヶ月続けて、規定量(給食の一人当たりの量)食べられるようになっていきます。苦手なものからの声掛けもしなくなり、自由に食べ、自分で完食する様になります。一部の子どもたちは何をしても規定量まではいきませんが自分で食べられる量を保育士に知らせて食べています。


でも、苦手なものを食べるのは保育園だけ。『家だと全然食べてくれないんですけど園ではどうやって食べさせてるんですか?』『食事の様子が見たいです』という声がちらほら出てくるんです。そういう時はその日のために作った覗き穴からこっそり見学してもらいます。実際見るまで信じられなかったけど、本当に食べてる…連絡帳は本当のことだったんだと実感するようですニコニコ


家だと食べたくないといえば他に食べられるものがありますし、苦手なものをなんとか食べさせようとするより食べてくれるものを用意した方がスムーズですしね口笛


本当に偏食をどうにかしたいと思うならば、心を鬼にして向き合うしかないです悲しい


バランス良い食事にするなら苦手なものを隠せばいいけど、偏食を無くすのが目標ならば、苦手なものを食べているという事を知ってもらう事が大切だと思います。


私の考えは、『苦手なものを食べなくていい生活は偏食のまま。出されたものは残さず食べるという事が身につけば、いつかバランスよく食べられるようになる』です。

出されたものは残さず食べるということが身に付いていると、苦手なものが出ても勇気を出して食べるし大人になるに連れて味覚が変わるので食べれる瞬間が来る可能性もあります。


全員が上手くいくことではないけれど、やらないよりはやった方がいい結果になる可能性はあるはずと信じてます照れ