メリル・ストリープ出演の作品はどれだけ観ただろう。
沢山の映画に出られ、まさに大女優 それぞれ、あの表情に魅せられる
映画賞も沢山受賞されているが 私が特に印象深いのはこちら。
64回目は「激流」です。
題名そのもの、川下り中に降りかかった困難に、急流と共に挑む物語です。
かつてリバーガイドであったゲイル(メリル・ストリープ)は、夫のトム(デヴィッド・ストラザーン)、息子のローク(ジョゼフ・マゼロ ジュラシック・パークに出演していた男の子)、愛犬のマギーと川下りにやって来た。
夫婦仲は一見冷め切っている様に見えるが、旅の間に和解に至る。
途中、ガイドに逃げられたと立往生しているウェイド(ケヴィン・ベーコン)、テリーの二人組に頼られ、行動を共にする事に。
始めは気さくな兄ちゃんに見えたウェイド、息子ロークもなつく
しかし夫トムは胡散臭さを感じ始める。気にしていなかったゲイルも徐々に危険な雰囲気を感じ出す。
この二人、強盗をはたらき逃亡中、銃も持っていた
それがあらわになり、家族は人質となってしまう
このまま川を下って行くと「ガントレット」と呼ばれる、3本の川の合流点があり、今は通行禁止になっている大変な難所がある
ゲイルも18歳の時以来、経験していない
山道を行くことは出来ない。ゲイルの力に頼るしかなく、指示に従い、このまま川を下りその「ガントレット」に挑むのであった。
凄い段差や渦、それをゲイルは楽しむかのように越えていく
見事「ガントレット」を克服 しかし相手は凶悪犯、最後の成り行きは・・・
ケヴィン・ベーコンが最初からただならぬ雰囲気を漂わせ、結構怖い
そしてメリル・ストリープ、日本での公開は1995年だが、当時吹替なしでラフティングをこなしたと聞き驚いた
非常にタフ、そして相手に心情を見せまいとの微妙な演技は見事
ラフティングはTVや、随分前にプラネタリウムの全天周映画でコロラド川の下りを観た事があるが、圧巻、決して出来ない、というかその気もないが・・・
メリル・ストリープの凄さを再認識出来、スリルとアドベンチャー感にも浸れる、私にとってはお薦めの映画です
です。
じゃ、また