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お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

昨日、Googleから会社に電話がかかってきました。

Googleから「広告を始めましょう!」という内容の割引情報つきの案内が届いたことは何度もありますが、電話をもらったのは初めてのことかもしれません。

会社の卓上カレンダー営業サイトの宣伝のために、現在Google広告を利用しているので、要件はそのことでした。

先に説明しておきますが、Googleは1つの広告のことを「キャンペーン」と表現します。

話の趣旨としては、当社が、Google広告のスマートアシストキャンペーンと、エキスパートモードという2つのモードを併用し、広告を利用していることの指摘と、Google広告の効果的な活用方法のアドバイスでした。

スマートアシストキャンペーンというのは、2018年8月に始まったGoogle広告の新機能のことです。

ユーザーがある程度の設定さえすれば、あとは、Googleがアシストし広告を運用してくれるというもの。

Google広告は多機能で優れたシステムなのですが、詳しくない人が操るにはハードルが高いしろものです。

そのため、Google広告が、ビギナー向けの機能を装備したのがスマートアシストキャンペーンということになります。

高度な設定をするためには、エキスパートモードに切り替えなければならず、触ってみると分かりますが、確かにエキスパート(専門家)向けであることが分かります。

一般の人が使えない訳ではありませんが、専門家用であることを示すために、エキスパートモードという名称にしているのだと、電話をくれたGoogleの方がおっしゃっていました。

当社は、スマートアシストキャンペーンとエキスパートモードという2つのモードを意識的に併用していました。

スマートアシストキャンペーンも使っておけば、Google広告を使ったことがない方に、おすすめすることができるからです。

会社のブログでは、スマートアシストキャンペーンについて、そんな趣旨の記事を書かせてもらいました。

https://www.gentie.com/blog/communication/5827/

そして、スマートアシストキャンペーンとエキスパートモードでは明らかに違う動きをしていることが分かり、クリック単価もスマートアシストキャンペーンの方が安かったので、併用したままにしておきました。

しかし、Googleから電話をもらい分かったのですが、スマートアシストキャンペーンは、検索連動型広告だけでないのでした。

Google広告で利用したかったのは、検索すると、上の方や下の方にでる検索連動型広告です。

スマートアシストキャンペーンとエキスパートモードを併用して、検索連動型広告が表示しているものと思いこんでいました。

それが大きな勘違いだったのです。

スマートアシストキャンペーンの広告が昨日の時点で100クリックくらいされていたのですが、そのうちの3クリックが検索連動型広告で、それ以外は、他のサイトなどに表示する「テキストバナー広告」がクリックされていますと、説明を受けました。

クリック単価が安いのはそのためですとも言われてしまいました。

「えー、そうだったのかあ」と驚きました。

でも確かに、広告の設定をする際に検索広告を指定するような画面がありませんでした。

「テキストバナー広告」って言葉、調べてもほとんどでてこない言葉なのですが、記事の下などに文字だけで表示される広告のことだと思います。

今のアメブロは、バナー広告だけですが、以前はアメブロも記事の下の方に、テキストだけの広告がありました。

当社のケースであれば、仕事で卓上カレンダーの制作を検討している方が見ているWEBサイトに、追いかけるように広告が表示される仕組みです。

Gmailにでてくる広告も含まれると思われます。

私が「リターゲッティング広告ですね」と言ったら、Googleでは「リマーケティング広告」と呼んでいますと返事をされました。確か?なので、間違っていたら申し訳ございません。

いずれにしろ、関心がある人がWEBを利用している時に、表示する広告です。

個人的には、この広告は好きでないため、自社の広告が勝手に表示されていたのかと思い、ショックを受けました。

検索という能動的な行為の結果として表示する、検索広告だけを利用したかったので。

先ほどの会社のブログの記事では、スマートアシストキャンペーンで、検索連動型広告だけを出稿する話として書いてしまっているため、訂正をさせていただきます。

話を聞いて、スマートアシストキャンペーンは停止にしました。

一般の方が、手軽に始めることができるGoogle広告がスマートアシストキャンペーンであり、とても安価ではあるのですが、検索連動型広告だけに出稿を希望する場合は、エキスパートモードに切り替える必要があります。

どんな場所に表示する広告であっても、あくまでも文字だけの広告なので、場所は問題ない、広告の結果だけが欲しいという場合は、利用しても良いと思います。

エキスパートモードを運用している専門家は、スマートアシストキャンペーンに切り替えることができないため、スマートアシストキャンペーンの情報は、今のところWEB上に少ないと思います。

一般の方が、手軽に始めることができという意味で、とてもおすすめしたいのですが、検索連動型広告専用の広告ではないことをお伝えしておきます。

と、今日はここまで。

ブログは続きます。