孔雀ひばを寸胴(ずんどう)から
薄端(うすばた)にいけ替えました。
 
生花(せいか)は、自由な形にいけることはできないので
器を変えました。
 
古流の生花は、およそ250年前に成立しました。
それから現在に至るまで、形は変わっていません。
先人の華道家たちが、その形をきっちり守ってきたのは
それが究極の形だからでしょう。
 
孔雀ひば5本の本手いけ。
 

 

孔雀ひばには、葉がたくさんついているので
ぼろ隠しができます。
 
桜やボケ、柳などは、枝が露出してしまうので
さらに高度な技術が必要です。