常連と店主がおしゃべりしていると面白くないですか(2)
玩具屋開業アドバイザーの店長(みせ・のばす)です。おはようございます。
俺・・・今日は営業するんだ・・・。
・・・本題イン・・・
常連と店主がおしゃべりしていると面白くないですか(1) の続きです。
いくつかの接客の本にも書いてありますが、店員とお客様のおしゃべりにも実は効用(メリット)があります。
・売りつけられる心配がない
・ゆっくり商品を見ることができる
・会話を耳にすることで、間接的に自分も商品説明を受けることができる
・会話から店主や店の雰囲気や性格が伝わる
・なにより誰かいるので、店に入りやすい
です。
そもそも、うちの店は売りつけることは一切しません。
けれど、すべてのお客様がそれを知っているわけではありませんし。効用といえば効用でしょう。
もちろん、おしゃべりにもデメリットがあります。
・店員に話かけたいのに話しかけられない(商品に対しての質問ができない)
・レジ前を占領されると困る
・商品の前に立たれると、商品を見ることができない。邪魔。
などです。
まあ、中には「買わないけれど、俺が話をしにきたのに話できないじゃないか!」みたいな人もいると思いますが、ハッキリいって店にとって迷惑なのでやめてください。
お店は無料の休憩所でも、お話ボランティアの場でもないのですから。
買わないのなら、静かにはいって静かにでていきましょう。
おっと脱線。
当店は狭く、大人4人も入れば店内をゆっくり見ることができません。
以前の日曜日の夕方は、常連さんが4人とか集まっておしゃべり大会になっていたことがありました。
すると当然、新規のお客さまは店内に入れなかったり、商品をゆっくり見ることができません。
そこで、わたしはどうしたか。
常連さんにお願いして、新規のお客様が来たときは店外に出ていただくようにしました。そして新規のお客様が帰ったら、また店内に戻っていただくのです。
これなら新規のお客さんもゆっくり店内を見ることができます。
ツイッターにも書きましたが、お店はお客様とともに成長しなければいけません。市場の変化に対応し、常に変化しなければ生き残ることができません。
お客様を常連客にすることで、お店の経営も安定します。
なにより常連客は「値引き」を言いません。
まとめます。
お店はお客様と一緒に成長しよう。
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