都知事選の共同記者会見は、日本記者クラブだけ出席をして(フリーランスだけ)、彼らの一部だけ質問をして、候補者は小池・蓮舫・石丸・田母神だけ出席。時間は1時間程度でした。

 以前に、立花隆というジャーナリストが、日本共産党の研究という著書の中で、『共産党が議席を増やしていくと、社会の中で認められて生きていくためには、共産党は自身が大嫌いなマスコミとも付き合わないといけなくなる。』という主旨のことを書いていました。

 この著作が発売されてから50年ぐらいになりますが、50年後に都知事候補者に対して、同じことを思わないといけなくなるなんて予想していませんでした。

 フリーランスの記者なら、『学歴詐称』『二重国籍』の問題について質問しだろうし、候補者がそれに対してどう答えるのかを見たかったのです。

 自分の問題をかっこよく解決できないなら、
 選挙の時の笑顔は嘘の笑顔だと思います。