戸はいずれも大規模な酪農家で、MMJへの出荷量は2万トン余りと、忠類農協が扱う1年間の生乳の約3割に相当するということです。【NHK】

 牛乳や乳製品の原材料となる生乳の流通の多様化が進む中、幕別町忠類地区などの5戸の酪農家が、4月から生乳の出荷先を指定団体のホクレンから、民間の卸会社に切り替えました。【NHK】

 ※ 全体の3割ともなると、もはやアウトサイダーではありません。例えば農協でローンを組んでいたとしても、ホクレン以外に牛乳の出荷をするということも可能で、それも当たり前になりつつあると言うことです。

 ※ ホクレンと農家との契約内容は、アウトサイダーになれば『乳単価を下げることもありうるとか』『補助金が当たらなくなるとか』、そういうことを農家が了承するという契約になっています。アウトサイダーの戸数が増えてくると独禁法との絡みもあり、ホクレンが契約の内容の改善を強く求められることになります。そういう意味に置いては、競争社会に入っていくことは皆で変わっていけるというメリットもあります。