KADOKAWAは12月5日、トランスジェンダーに対する“ヘイト本”との批判が相次いでいた書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行中止を発表しました。【ねとらぼ】

 同書籍は、アビゲイル・シュライアー氏による洋書「Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing our Daughters」を日本語に翻訳したもの。2024年1月24日の発売を予定していましたが、SNS上などでは刊行に際して、同書籍はトランスフォビアに当たり、差別扇動的との批判が多数寄せられていました。【ねとらぼ】

 ※ 書籍販売に関しては、『結局は商売だ』と思っているので、販売しても『売れなければそれでおしまい』だと考えていました。しかし、社会の中で調整が行われていることも実際にはあって、その調整も100%正しい方向へ動くという確証があるわけでもないことも分かってきました。人権など命の危険がある時は焚書坑儒とか関係なく、『直ぐに止める』ことが必要なのでしょう。その後に表現の自由について考えればいいだけのことです。