1/16は渋谷のノナカアンナホールにて桐朋学園と昭和音大合同の後期おさらい会を開催しました。

みんなこのコロナ禍でモチベーションを上げ下げしながら、頑張ってます。

学生時代はもっとハジけたいでしょう。遊びたい盛りでしょう。

しかしこの社会情勢で、みんなモヤモヤするので、出来るだけこういった事を工夫してやろうと思っています。本当にダメな状況になれば致し方ないですし、それでも学生たちの学生時代は過ぎて行くので、思い出沢山ある方が良いという親心が働きます。もちろん安全第一ではありますが。



さて、そんな中僕も、42回目の誕生日がやってきて、学生たちからメッセージカードとプレゼントを頂きました。

温かい気持ちを頂き感激でした。

一人一人のメッセージを読んで、今年も向き合ってきて良かったなぁと思います。

ほとんどレッスンでは厳しい事を言ってしまいますが、ついてきてくれる生徒を見捨てる訳にはいかんのです。

これは師匠に学んだ事です。

面倒を見るという事を惜しんではいけないと。

きっとウザがられるけれど😅



誕生日は特別な日です。父の命日。

もう15年も経つ事になりました。

困ったなぁ。まだ時が止まったままな部分もあるので、これは一生続くのかもしれないと思ってきました。


コロナ禍で益々感じる、共感することの大切さ。これは生きていく力ですね。

音楽を通じて共感していく事は本当に楽しい事です。

音を重ねてアンサンブルをする仲間との共感や、それを披露した時の聴き手との共感、これがたまらんのですね。


学生たちにはその充実感を知ってもらうためにも、日々のトレーニングを大切に取り組んでもらいたいですし、自分自身の感覚を大切に丁寧に伝わる音楽を演じてもらいたいと思います。


僕自身も、気付けば同じ事を毎日続けて27年になりました。知れば知るほど難しく、やればやるほど面白く、いつまで経っても青春をあじわわせてもらえてます。幸運なことです。15歳の時に惚れ込んだものがここまでの道を作ってくれたわけです。


祖父からもらった『恐れず進め!』

父からもらった『本番を侮るな!』

これらの言霊は常に頭の片隅にあります。


毎年、毎日の目標ではありますが、引き続き同じ目標で腕を磨いていこうと思います。

理想の演奏家を目指して、勉強を続けていくのみです。

良い音出したいなー。

27年間、変わらぬ野望でこれからも頑張ろう!!



しかし今日は小諸高校から歩いて実家に帰る時に、たまたま生徒たちと一緒になり、一緒に帰りましたが、27年前と変わらぬ帰り道を27歳差の生徒たちと歩いてるのは変な感じでした。


おじさんになったなぁ。