科学談話:宇宙エレベーターが2050年に実現?? | 元素っちのキャラクター紹介&最新科学ニュースのブログ

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こんにちは、元素っちの仲間達の紹介と、科学技術の話題を伝えるブログだよ。
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水素っち「へえ、こんなことやってるんですね~。」

カルシウム先生「宇宙エレベータはずいぶん前から研究されているものね。
材料の問題は解決しそうなのかな?」

炭素っち「やはり、軽くて丈夫なカーボンナノチューブが宇宙エレベータのケーブルとしての第一候補なんですね。」
アルゴンっち
アルゴンっち「カーボンナノチューブってなんだい?」

炭素っち「NECで1991年に発見された材料で、鋼鉄よりも強く、とても軽いのが特徴だよ。
僕がいっぱい集まってできるんだ。」
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ヘリウムっち「炭素っちの結合の多さはうらやましいね。やっぱり手が4本あると違うなあ。」

酸素っち「ところで、10万キロメートル近い長さのカーボンナノチューブを作るっていうのは技術的には可能なのかな?」

炭素っち「原理的な可能だろうけど、まだまだ精度のいいものを大量に作るのは難しいだろうね。」

カルシウム先生「カーボンナノチューブの製造もそうだけど、大気の外まででるわけだから、宇宙線や小さな隕石に対する防御策なんかも必要だね。」

カリウムっち「メンテナンスなんかも大変ですね。10万キロとはまた桁違いに大きな建造物ですものね。」
ナトリウムっち
ナトリウムっち「まあ、技術的には可能そうだよな。しかも10兆円って意外と安くないか?」
ニオブー
ニオブー「確かに・・・。リニア中央新幹線の建設費用も10兆円くらいらしいブー。」
モリブデン牛
モリブデン牛「地球上に300キロメートルくらいの鉄道建設をするのと同じくらいだと考えると安いモー。」
カドミウムっち
カドミウムっち「案外、リニア中央新幹線よりも早く実現したりしてな。300キロメートル地上を通すよりも、10万キロ宇宙に伸ばす方が早くて安くできるってなったら面白いな。」
フッ素っち
フッ素っち「地上を通すのは土地の問題とか、地域住民への問題とか、技術的以外の問題が山積みだからな。意外とそうなるかもしれんぞ。」

水素っち「まあまあ、リニアモーターカーの話はおいていて・・・。
宇宙エレベーターっていう名称は素敵ですよね。とても手軽な感じがします。」


カルシウム先生「そうだよね。ロケットよりもずいぶん手軽な印象は受けるよね。
だけど、宇宙ステーションまで36000キロメートル。時速1000キロで上昇しても36時間かかるわけだから、途中に駅なんかも作らないといけないかもね。」

ケイ素っち
ケイ素っち「カーボンナノチューブだと難しいかもしれないけど、透明なチューブの上を上がっていって、エレベータの中から地球の様子を観測できたらさぞ壮観だろうな。」

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水素っち「透明のチューブか~。今はムリかもしれないけど、2050年くらいまでにはそんな技術ができてそうですね~。
宇宙エレベータの動向と技術、これからも注目ですね!」


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