水素っち「こんな記事がでてますね！」
炭素っち「へえ、ロボットに、”性格”をダウンロードするんだ・・・。もう完全にSFの世界だね！」
リンちゃん「性格や感情を持ったロボットは、多くの漫画やアニメで出てくるものね。」
ケイ素っち「性格って言ったって、まだ脳と性格については解明されてないんじゃないの？」
カドミウムっち「それによ、人間の性格を模倣したロボットってなにか人間にとって得することあるのか？」
炭素っち「そうだよね～。性格ってどこまで再現されるのかな・・・。
人はいい性格もあるし、悪い性格もあるよね。
自分勝手で利己的だけどどこか思いやりがあったり、弱いものにやさしくしたり、人の一生の中では本当にとるに足らないような日々の出来事に一喜一憂したりするね。
ロボットが、そんなことできるようになったとして、なにかいいことあるのかな？」
窒素っち「それは・・・なんだろう？
死んだおじいちゃんに会える・・・とかじゃない？」
ヒ素っち「それってロボットであって、じいちゃんじゃないじゃないか。
一体の生物の命に意味があると考え、死について何千年も考えて、様々な宗教を生み出し、いくつもの思想を作った末の答えが、”ロボットに性格を真似させましょう”なのか？」
酸素っち「うーん、そんな哲学的な意味はないんじゃないかな・・・。
きっと、ロボットに生前の人の性格を模倣させるっていうのは、
亡くなった人の生前の動画を見るような感覚じゃないかな？？」
水素っち「そうなるかもしれないね。あと、自分の性格をダウンロードさせて、いろんな状況で自分がどういう反応するのか確かめてみるとか面白そうじゃない？」
カリウムっち「どこまで思考を再現できるか楽しみだね。」
カドミウムっち「人間達が大事に守っている”命の意味”がよくわからなくなってくるな。
１００年くらいたったら、”あ、おじいちゃん、死にそう、ロボットに性格ダウンロードした。ああ、よかったね”ってなるのかね？？」
水素っち「”命の意味”っていうのは寿命がほぼ無限大の僕たち元素っちには理解できないよね・・・。
でも、ずっと人間と一緒に過ごしてきたからなんとなくわかってきたよ。
人間は、犬やネコなども家族同様に扱ったりするし、アイボのようなロボット犬などの自律型のロボットにも、愛着を感じるんだ。
ロボット犬が壊れたときは、大金をはたいて修理するんだって。
なにか、特別な感情を抱くんだよ。
だから、きっと、”おじいちゃんの性格をダウンロードしたロボット”っていうコンセプトにも、一定の需要が出ると思うよ。」
ナトリウムっち「それはそうかもな。
もし、人間の性格を数値化できるとしたら、すごい技術だと思うがな。」
酸素っち「そうだね。悪用されるケースもあるかもね。
最新の技術をどこまで発展させ、どう利用するか。
使う側の良識が今後ますます問われてくるだろうね。」
水素っち「そう、そのためには、科学技術がどんなものかを知らないといけないね。
これからも、科学技術のレポートをしていこうね。」
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