去年の6月の半ばのことです

身体障害者手帳2級が交付されて、すぐにしたことは、車イスと右足の装具を作ることでした

装具は1週間ほどで出来ますが、車イスは3ヶ月も掛かります

オーダーメイドなので時間が掛かってしまうのは仕方がありませんが、車イスを取得する費用の、補助金の申請の審査だけで1ヶ月も掛かります

その審査が通って、やっと作り始めます

ちなみに、装具も補助金が出ますが、こちらの方の手続きは時間は掛かりません

やれやれですが、助けてもらう立場なので文句なんて言えません


まあ、でもこれでやっと退院のメドもつきました

歩くことはできますが、実用には程遠いレベルです、ウチの中では杖で歩きますが、外出するときは車イスは必需品です

なので、車イスがなければ退院することもできません

そんなことから退院は、車イスが出来上がってくる9月半ばになりました

やっとか~!と、ホッとするのと同時に、あと3ヶ月しか猶予がない、リハビリをガンバってやらなければ!

でないと、退院してもいいのに、帰りたいけど帰れない、ということもあり得ます


この頃になると、ワタクシが入院しているのは、リハビリをするため、それだけです

なので、サボろうと思えば、いくらでもサボれてしまいます

が、そんなことをすれば困るのは自分です、だから真面目にガンバると、なかなか忙しい毎日になってしまいます

入院と聞くと、のんびりとベッドで寝ていると思うでしょうが、朝ベッドからでたら夕方までベッドには、用事がない限り戻ることはありません



ワタクシの1日は、なかなか忙しい


朝6時に病室に灯りがつくと

6時10~15分には、新聞販売のアナウンスが流れます、灯りがついても目が覚めないときでも、アナウンスが目覚まし時計替わりになって、嫌でも目が覚めます

目が覚めたらベッドの上でカラダを動かし始めて、リハビリの開始

7時4~50分くらいに朝食が運ばれてくるまで、ストレッチや筋トレをやるのが、毎日の日課でした

朝食の後、30分ほど休憩して、病棟の中を歩く練習をします、3~40分くらい

リハビリは、午前中は理学療法で、午後は作業療法を行います

1例ですが、11時から12時20分まで理学療法のリハビリを行って、直ぐに病室に戻って食事をして、出すモノを出して、また直ぐに訓練室に行って、1時から2時20分まで作業療法のリハビリを行います


このパターンが1番多かったですが、時間的に余裕がない、かなりきついハードスケジュールになっております

そして、やっと休憩です

病院の中にあるドトールコーヒーで、コーヒーを飲むのが楽しみでした

その後、車イスで外に出て、風に吹かれて外の空気を吸って、そして病室に戻ります

病室の窓際で、立ったり座ったりしたあと、また病棟を歩行器を使って歩きます

これで、夕方の5時くらいになって、本日のリハビリは終了

そして、また外の空気を吸いに行きます

病室に戻り、夕食が来るか、奥さまが来たらベッドに戻ります


長い1日が、やっと終わります

入院するということは、のんびり寝ている時間などなく、ず~っと動きまわって、忙しくて疲れるモノだと思いました