げんし自ん伝16
ある日、3月いっぱいで梅田花月が閉館するという噂を聞きました。
これはマズい。
このまま進行係を続けてたら、梅田花月閉館と共に僕はこの世界にいられなくなる。
焦りました。
よし、最後にもう一度、八方師匠に弟子入り志願しようと決めました。
そして、八方師匠に最後の弟子入り志願しました。
「とりあえず飯でも食いにいこ!」
そう言ってラーメン屋に行きました。
その時一緒にいたのが月亭かなめ兄さんとぜんじろう兄さんだったと思います。
ラーメンを食べながらいろんな話をして頂きましたが、緊張して正直覚えてないのです。
覚えてるのはラーメン屋のおじさんが、八方師匠に「テレビ見てます!今日は代金いりませんわ!」
と言ってラーメン代が「タダ」になった事です。
「うわ~売れたらラーメンタダにしてくれるんや」
と思ったのを覚えてます。
そして最後帰り際に
「ワシ、前も言うた通り今弟子3人ついてるからもうとれへんわ。どや、坂田利夫さん所つかへんか?」
「えっ、あの~、急に言われましても…」
予想外の言葉が出てきたのでおののきました。
「まっ、考えとき。つくんやったらワシ紹介したるから!」
「…はい……」
これはマズい。
このまま進行係を続けてたら、梅田花月閉館と共に僕はこの世界にいられなくなる。
焦りました。
よし、最後にもう一度、八方師匠に弟子入り志願しようと決めました。
そして、八方師匠に最後の弟子入り志願しました。
「とりあえず飯でも食いにいこ!」
そう言ってラーメン屋に行きました。
その時一緒にいたのが月亭かなめ兄さんとぜんじろう兄さんだったと思います。
ラーメンを食べながらいろんな話をして頂きましたが、緊張して正直覚えてないのです。
覚えてるのはラーメン屋のおじさんが、八方師匠に「テレビ見てます!今日は代金いりませんわ!」
と言ってラーメン代が「タダ」になった事です。
「うわ~売れたらラーメンタダにしてくれるんや」
と思ったのを覚えてます。
そして最後帰り際に
「ワシ、前も言うた通り今弟子3人ついてるからもうとれへんわ。どや、坂田利夫さん所つかへんか?」
「えっ、あの~、急に言われましても…」
予想外の言葉が出てきたのでおののきました。
「まっ、考えとき。つくんやったらワシ紹介したるから!」
「…はい……」