アメリカでは、お食事のときにコーラなどのソーダを飲む人がいます。
日本の食事のように汁物を一緒に食べる習慣や、お茶の習慣がありません。
それだけではなく、アメリカに旅行で訪れたことがある人や、アメリカから来たベーカリーなどで売られているケーキを食べたことがある人は分かると思いますが、とにかく甘い!
日本でよく言われる「ほのかな甘さがいい~」というセリフは、アメリカではあんまり聞きません。
お菓子を作るときも、「え、こんなに入れるの?」というぐらいすごい砂糖の分量なのです。
レシピどおりではなく、半分にしてもいいぐらい。
なにがヘルシーなのかという認識が低い人たちは、スポーツもしないのにスポーツドリンクをがぶ飲みしたり、お茶が健康にいいときいて砂糖入りのボトル詰めのティーを飲んだりする人もいます。
ニューヨーク前市長は、市民の砂糖の摂取をコントロールするために、お店で大きいサイズのソーダを販売することを制限したりしました。
ニューヨークでは、砂糖が起こす健康の危険についてのテレビコマーシャルまであるのですよ。
グロテスクな映像が映し出されて、恐ろしいです。
砂糖は悪!と敵視しているのですが、アメリカ人の砂糖の摂取量はなかなか減らないのが現状。
アメリカには日本、イタリア、フランスみたいな食文化がないことから分かるように、食べることに対してあんまりこだわりがないのだと思います。
「じっくり味わう」という味わい方を知らないのかもなぁ、と思います。