こんにちは。英語、毎日楽しんでますか?出口浩子です。
毎日英語で話していて思うこと。
データや情報に基づいた自分の意見をもって、こちらから質問しようという意欲と、質問を考え出す頭の回転の速さと好奇心がなければ、英語では会話が成り立たない、ということです。
日本人以外の人たちと仕事をするとか、話をするっていうことは、「言わないときっと聞かれるから、きちんとしっかりと言う」というのが前提です。
その上、がっつり質問もされるので、それに対応できるように、気持ちの用意をしておきます。
たとえば私が、「今度、クルーズでカリブ海に行くんだよ。」と言ったとします。
日本人の方だったら、「ふ~ん、いいな~」とか「うらやましいですね~」という感想を述べて終わりです。
アメリカ人だと、ここからが質問の嵐です。
「何月に行くの?ちょうど、ハリケーンシーズンだと、大変だよ」
「そのクルーズの会社はどこ?何型の船なの?他の船とはどう違うの?」
「どの島にドックするの?何日間ぐらい滞在するの?」
「どんな服装で行くの?向こうの天候はどんな感じかな~?」
「船の上で何をするの?どんなアトラクションがあるんだろうか?」
などなど・・・
こんなのは序の口です。
このような質問に答えられるには、
旅行の日程
どこの島にどのくらいの日数ドックしているか
クルーズ船の会社とモデル
どうしてその会社にしたのかという理由
どうして半ズボンを持っていくのか
どんなアトラクションが船の上ではあるのか
を知っておかないといけませんね。
「あれは、誰かに予約してもらったから、よく知らない。」なんて、相手にしてもらえません。
誰かと会話をするということは、自分の方も質問をするのが礼儀、ということにもなります。
日本では、黙って人の話を聞くのが礼儀、とされるかもしれませんね。
日本人じゃない人と会話をするときは、会話に参加しなくては、礼儀違反です。
そのためには、自分の意見を持っていることはもちろん、しっかりと相手の話を理解していないといけません。
しっかり理解したいから、質問をするわけですね。
さて、質問をする、しっかり理解する、自分の意見を言えるように用意しておく。
どれだけ、できていますか?
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。