鶴鳴館 松坂屋本店 ①施設 | くまの温泉旅日記

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宿の情報は宿泊当時のものです。
最新の情報は宿のHP等でご確認下さい。
あくまで個人的な感想ですので参考程度にご覧下さい。
記事、写真の無断転載・転用は禁止です。

前回の記事にたくさんの方からコメントやメッセージをいただきました。
皆さんの言葉に元気付けられました。
心より感謝申し上げます。
今後のブログについていろいろ悩みましたが皆さんに励まされてふっきれました。
これからも今まで通りありのままの正直な気持ちをブログに綴ります。

先月宿泊した箱根(神奈川県)にある芦之湯温泉「鶴鳴館 松坂屋本店」さんをご紹介します。

松坂屋本店さんはずっと前から宿泊したいと思っていたお宿でした。
2年くらい前だったかな?
いざ宿泊しようと予約を試みたところ、宿泊料金が予想してたよりもはるかに高い…
いつの間にか値上げされてて、値上げ前でも私たちには勇気のいるお値段でしたが
値上げ後はとても手が出せない高級旅館になってしまいました。
ところが夏休み限定で大幅割引ブランが出ていたので飛びついてみたという訳です。


私たちが宿泊した内風呂付和洋室は
通常 2名で1人31,000円、4名で1人26,800円。
今回 4名で1人15,500円。
通常料金と比べて1万円以上の大幅値引きです。
安すぎて何か裏があるんじゃないかと心配でしたが何もありませんでした(笑)
露天風呂付客室も4名で1人2万円以下でしたよ。


外観

目の前が駐車スペースなので車が写り込まないように撮影したらこんな写真になっちゃいました。
松坂屋本店さんはいくつかの棟に分かれていて玄関があるのは中館です。
2階は食事処。
客室は全て敷地奥に点在する棟にあります。


池の鯉

玄関横に小さな池があって鯉が泳いでました。


フロント


売店

フロント隣にあります。
和の小物類が多かったです。


ロビー

こちらでチェックイン。


茶香炉

ロビーのテーブルには生花と茶香炉が置かれていてお茶の香ばしい香りが漂います。


おしぼりと冷たいお茶が出されました。
この日は満室で夕食時に飲み物を注文すると時間がかかるそうです。
お待たせしない為に今ここで夕食の飲み物を注文するようにと案内されました。


中庭

ロビーの外にある喫煙場所より撮影。
右上に写っている建物が私たちの宿泊したお部屋です。


ロビー横の食事処へ続く階段前にあるスペース。
鏡は旧箱根離宮の御座所のもの。
明治17年に作られたフランス製です。
松坂屋本店さんは元皇室別荘があったりと古くから皇室の方が来館されていて
そういった経緯もあって譲り受けたものなのではないかと思います。


資料室

ロビーの近くにあります。
松坂屋本店さんは創業350年の歴史ある宿です。
宿のあゆみに関する資料や敷地から出土した石器などが展示してあります。


自販機、門柱

資料室の向かいに自販機があります。
ジュース類のみで値段は市価だったと思います。
アルコール類はお部屋の冷蔵庫に用意されています。
門柱は資料室の前に展示されてます。
箱根関所の門柱です。


渡り廊下

ロビーのある中館から宿泊棟へ繋ぐ渡り廊下。
松坂屋本店さんは昔ながらの建物で館内は階段が多いです。
エレベーターは無く階段移動必須なので足腰弱い方には不向きかもしれません。
写真の渡り廊下の先にも階段があります。
この記事では宿泊棟以外の階段移動について詳しく書いてみます。


渡り廊下の窓の外にある石碑。
松坂屋本店さんは明治維新志士たちの会合の場にもなったそうです。
石碑は明治2年に木戸孝允と西郷隆盛が会見したと記されています。


若旦那の庵

ロビーから続く渡り廊下の階段を上ったところにあるお休み処。


若旦那の庵いろいろ

ノートPCがあってインターネットも出来るのかな?
新聞が3誌用意されてました。
右下は湯の花。
朝、若旦那の庵でセルフサービスでコーヒーがいただけます。
他にも観光パンフレットや割引券、本や雑誌もあります。


若旦那の庵の左右に元皇室別荘と東館、西館の宿泊棟があります。
大浴場は更に奥にあります。

若旦那の庵から先、大浴場へ行くには地下をくぐるように階段を下って
またすぐに上る箇所があります。
上に鎌倉古道が通っている為地下を通る構造になっているようです。


地下をくぐった先に大浴場と宿泊棟の芦刈荘があります。
大浴場への移動は芦刈荘が一番階段移動が少ないです。
ただし夕食と朝食のときはロビー棟まで階段移動が多いです。


写真は芦刈荘手前にあるスペース。
ここも手前が数段階段になっています。
テーブルが巨木を使用した見事なものでした。
寄木細工や来館した海外要人(誰かは失念)の写真などが展示してありました。


お花

館内の至るところにお花が生けてあります。
宿でお花がたくさん飾られていると贅沢な気持ちになります。



続く