さらの木さんの夕食をご紹介します。
夕食は1階のダイニングでいただきます。
前回宿泊したときの夕食レポはこちら。
「さらの木③夕食」
マダムが料理の説明をしてくれますがお品書きがなく半年以上前のことなので私の
記憶力では正確な料理名をお伝えするのはほぼ不可能。
毎度ながら料理名はテキトーです。
前菜
前菜アップ
上段 ローストビーフとニョッキ
中央右 ホタテのタルタル
中央左 生しらす
下段 柿の白和え?or胡麻和え?
ローストビーフの下にあるニョッキがもっちもち。
生しらすは新鮮だからこそ出せる品です。
臭みもなくてうま~。
ホタテは普段生は刺身でしかいただかないのですがタルタルで洋風な食べ方もいいですね。
ワインがすすみそう、とワイン飲めない私が言ってみる。
柿の器の料理は白和えだったか胡麻和えだったか記憶が無いです。
柿、しめじ、えのき、海老、銀杏と秋の味覚がちょっとずつ詰まっています。
食い意地張っているので柿の器も食べようとしたら旦那に止められました。
どれも手が込んでいてうま~。
バーニャカウダ
ラディッシュ、ミニキャロット、蕪のスライス?
ミニキャロットの甘さが印象に残っています。
煮物
かぼちゃ、海老芋、高野豆腐、椎茸、絹さや、海老。
薄味ですが具材に煮汁が染みた上品な味です。
焼き物
焼き物アップ
右上 白身魚ときのこのホイル包み
左上 サザエのつぼ焼き
右下 長茄子田楽
左下 ムール貝の香草パン粉焼き
ボキャブラリーが無くて申し訳ないのですが、熱々でどれも美味しい~。
牛肉の赤ワイン煮込み
前回もいただいていてそのときは伊豆牛との説明だった記憶があるけど今回も伊豆牛
だったかどうかは記憶無し。
ナイフが必要ないくらい柔らかいお肉です。
金目鯛鍋
通常魚料理は金目鯛の煮付けですが冬季限定で二人前+1000円で金目鯛鍋に変更できます。
金目鯛たっぷり、お野菜たっぷり、下に葛きりもたっぷりでボリューム満点です。
お好みで薬味(ネギ、唐辛子の醤油漬け、柚子胡椒)と一緒にいただきます。
量が多くて食べきれるか不安でしたがあっさりスープにピリッと辛い唐辛子の醤油漬けが
いいアクセントになって結局完食。
雑炊
鍋の〆といったら雑炊。
雑炊はマダムが作ってくれるので絶妙な炊き加減です。
旦那と苦しい~と言いながらもベースのスープが美味しいので不思議なことにサラサラっと
胃に入ってしまいます。
絶対完食は無理と思った雑炊も完食しちゃいました。
我ながら恐ろしい胃袋。
デザート
栗のロールケーキ カボチャのプリン バニラアイス 無花果
マダム手作りのデザートは絶品!
それだけにウエルカムスイーツが食べられなかったのが心残り。(未練たらたらです)
紅茶
デザートと一緒にコーヒー又は紅茶がいただけます。
マダムの手作りの料理の数々どれも美味しかったです。
でも正直前回ほどの感動はありませんでした。
前回の宿泊は2012年5月。
約半年ぶりの再訪だった訳ですが前回とかぶっている料理が多かったです。
前菜3品(柿以外)
バーニャカウダ
お造り(定番料理だからかぶっているとは言わないか)
煮物
焼き物1品(サザエのつぼ焼き)
牛肉の赤ワイン煮込み
これらは前回もいただいた料理です。
オプションで魚料理を鍋に変更しましたが変更無しなら金目鯛の煮付けで前回と同じでした。
もし1年以上経ってからの再訪だったら同じ料理でも「この味懐かしいな」と思えたと思います。
半年の短い期間では「前回と同じ料理が多いな」と思うだけでした。
前回はどの料理も初めていただいて一品一品感動しましたが、今回は前回と同じ料理が
多かったので新鮮味に欠けて美味しいのに感動が薄れてしまいました。
私は宿の夕食は季節毎に違った料理を味わいたいと思っています。
さらの木さんはマダムが一人で切り盛りする全3室のこぢんまりとした宿です。
宿のことは全てマダム一人でやっているので料理を毎月や季節毎に全部変えるというのは
無理な話です。
考えれば分かることなのにマダム一人で切り盛りする宿の料理に多大な期待をしていた
私がいけなかったのです。
誤解の無い様にもう一度言いますが今回いただいた料理はどれも美味しく作り手の
真心がこもったものでした。
口に合わないものは一つもありませんでした。
さらの木さんへの再訪のタイミング、ちょっと早すぎたみたいです。
もうちょっと期間を空けての再訪だったらもっと食事に感動できただろうなぁ。