夕食をご紹介します。
夕食は食事処の個室でいただきます。
1階の掘りごたつの個室に通されました。
オッサンが写りこんでいますが気にしないで下さい。
食事処の個室は全室中庭に面しており、中庭はライトアップされていました。
お品書き
料理長手書きのお品書き。
達筆すぎて読めない。料理名は適当に紹介します。
宿泊当時の料理長は原田充郎氏ですが、現在原田氏は独立して二番手のお弟子さんが料理長になっているようです。
土筆の季節懐石
海老真丈ワンタン包み
左上、ふたの裏に花びら模様。
海老真丈はもちろんのこと、上品な澄んだ出汁で美味しかった記憶があります。
それぞれの食感の違いが楽しい一品。
貝柱や数の子に酢みそは意外ですがこれも美味しい。
金目鯛唐揚げ タプナードそえ
鮑のつや煮 小芋からすみ
さより酒盗風味
美味しいものをちょっとずついただけて嬉しい。
どれも手が込んでます。
鮑が柔らかく味が染みていてもっと食べたかった。
懐石料理でタプナードを使用するとは驚き。
きっと和食だけでなく洋食にも造詣が深い料理長なのでしょう。
伊勢海老洗い作り いか糸作り 牛さし あしらい一式
伊勢海老はプリプリ。
普段生の烏賊は食感が嫌で食べないのですが、この烏賊は新鮮で美味しかったです。
牛さしは口の中で溶けます。
牛さし大好きなのだけど、もう口にすることは無いんだろうな。
生雲丹すり流し 揚げパン 生クリーム
私も旦那も(ミョウバンが添加された)雲丹は苦手なのですが、このすり流しは臭みがなくて美味しかったです。
無添加の質のいい雲丹を使っているのだと思います。
生クリームが味にコクを出しています。
野菜すし 千枚蕪 茄子 菜の花
京漬物のお寿司です。
実は私、漬物が苦手で普段は全く口にしません。
この野菜すしは京漬物だからなのか漬物特有のクセが無く、苦手な私でも美味しくいただきました。
私の分も狙っていた旦那が悔しがっていました。
本当に料理が美味しい店は漬物も美味しい気がします。
漬物が美味しいならどの料理も美味しい、が私の法則です。
焼き物
ほたてバター焼き
ホタテにバター、不味いわけがない。
ブリ照り焼き 黒豆ピクルス百合根串刺し
ブリ照りは大好物です。
自分で作るとこってりした感じになってしまうけど、こちらは上品でありながらしっかりと味のあるブリ照りでした。
丸大根 引きあげ湯葉 若とりつみれ
椎茸 キヌサヤ
しみじみと美味しい炊き合わせです。
鰻まぜご飯 赤だし 京漬物
実は私鰻が苦手で普段は全く口にしません。
これは苦手な私でも美味しかったです。
おかわりまでしちゃいました。
漬物といい、鰻といい普段は絶対食べないものを食べたので旦那がびっくりというか呆れてました。
美味い店(こちらは旅館ですが)のものは苦手料理だって食べられるのです。
煮りんご クリームそえ
デザートはいたって普通。
今まで訪ねた宿の中でナンバー1の夕食です。
美味しいのはもちろんのこと、盛り付けも美しい。
器も洒落ていてセンスがいいです。
味、見た目ともに美味しい大満足な夕食でした。
次回は朝食の紹介と感想編です。
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