免疫力をアップするカレーの料理、お薦め5選をご紹介します。

 

1.シーフードカレー

 

 

 

2.カツカレー

 

 

 

3.スープカレー

 

 

 

4.キーマカレー

 

 

 

5.カレーうどん

 

 

 

 

カレーには複数の「スパイス」が使われています。「スパイス」1つ1つには、それぞれ健康や美容に役立つ栄養成分があり、それらを組み合わせることで、より健康面での効能を高めることができます。

カレーに使われる代表的な「スパイス」は、➀色を付けるもの、➁辛みをだすもの、③香りを強めるものがあり、その栄養成分は次の通りです。

 

 

➀色を付けるもの

 

「ターメリック」

「ウコン」とも言われ、カレーには欠かせない黄色い色付けになるスパイスです。

黄色い成分は「クルクミン」というもので、油溶性のため、油と合わせて使うときれいな黄色になります。
「ウコン」は、アルコールをたくさん飲む人向けのドリンクで有名ですが、他にも消化作用や新陳代謝を活発にする働きがあります。また、最近は脳機能を活性化する効能も注目されており、アルツハイマー型認知症の予防も期待できます。

 

(参考)

カレーがアルツハイマー病を抑える | 65才からの挑戦 (ameblo.jp)

 

 

➁辛みを出すもの

 

「トウガラシ」

カレーに辛みをもたらすスパイスで、辛みの成分である「カプサイシン」は、血行を促進し新陳代謝を活発にすることから、体を温める効果があり、冷え性の人にはおすすめです。またダイエット効果も期待できます。

 

 

「ブラックペッパー」

野性的でさわかやかな香りと、ピリッとした辛みのあるスパイスです。

料理をする時に、下ごしらえ、調理中、仕上げと3度使われることもあることから「スパイスの王様」とも呼ばれています。
「ブラックペッパー」には栄養成分として酵素活性作用があり、消化機能を刺激して健康な体作りにやくだち、便秘予防にも効能があります。また辛みと香りが食欲を増進させてくれる栄養成分なので、カレーが夏バテ対策のためにもおすすめのスパイスです。

 

 

 

➂香りを強めるもの

 

「クミン」

エスニックな強い香り付けに使うスパイスで、インド料理には必須のスパイスの一つです。

胃の健康状態を守り、消化促進や解毒といた効能があります。
カレーに「クミン」が入ることで、香りを高めるだけでなく、食欲を増進させるので、食欲低下気味の時におすすめです。

また、下痢や腹痛をしている時に、それを抑える効果も期待できます。

 

 

「コリアンダー」

ほんのりと甘くさわやかで、スパイシーな香りが特徴的なスパイスです。

葉の方は「パクチー」とも言われ独特の香りですが、タネのコリアンダーシードは、紀元前の古代エジプト時代から使われ、胸やけを防ぐとされています。
胸やけのほかに、消化を助ける栄養成分もあり、食欲不振の人や胃腸が弱い人にもおすすめです。

また、「コリアンダー」には後味をさっぱりとさせ、口臭を予防するという効能もあります。

 

 

「カルダモン」

ショウガ科の植物で、甘くさわやかな強い香りを持っているので、「スパイスの女王」「香りの王様」と呼ばれることもあります。

身体を冷やす効能があり、気分を落ち着かせるためにも役立ちます。また、疲労回復や整腸作用といった効能もあります。

油分を溶かす作用があり、カレーを食べた後に「カルダモン」を口にすることで、口のなかをすっきりさせることもでき、インドでは香りのデザートとして親しまれています。

 

 

カレールーは、このような効果効能のあるスパイスをいくつか組み合わせて、より深い味わいを作りだしています。
いろいろな種類のものが出ていますが、それをまた組み合わせたりして、わが家のカレーを作って食べることで、免疫力をアップしましょう。

ちなみに、わが家ではトマト缶を入れてコクを出しています。お薦めです。