免疫力をアップするたけのこの料理、お薦め5選をご紹介します。

 

1.たけのこのたらこチーズまぶし

 

 

 

2.たけのこのバター醤油焼き

 

 

 

3.若竹煮

 

 

 

4.たけのこのツナたまごサラダ

 

 

 

5.たけのこご飯

 

 

 

「たけのこ」は春の味覚を代表する食材で、4月~5月が旬です。

 

たけのこには「亜鉛」が豊富に含まれています。

亜鉛はミネラルに分類され、酵素の成分となる働きがあります。

酵素はタンパク質の一種で身体にはなくてはならない物質です。

また、亜鉛には味覚を正常に保つ効能があります。

亜鉛は、味の判断をする味蕾という器官を作る働きをします。


たけのこには「パントテン酸」という栄養も豊富に含まれています。

パントテン酸はビタミンB群に分類される栄養で、エネルギーを生み出す効能があります。

また、抗ストレス作用のあるホルモンを分泌を高める効果もあるため、ストレス対策にも効果的です。

 

たけのこに含まれる栄養で注目すべきは「食物繊維」です。

たけのこには、食物繊維の中でも不溶性食物繊維である「セルロース」が豊富に含まれています。

セルロースは腸内で水分を吸収してふくらみ、腸内にある有害物質を排出する効能があります。

また、腸内のぜん動運動を促し、排便をしやすくすることから便秘対策にも効果的です。

 

たけのこを茹でてカットした時に、中に白いかたまりのようなものがついていますが、この正体は「チロシン」という成分です。

チロシンはアミノ酸の一種で、疲労回復やストレスを緩和するとともに、脳を活性化して、やる気や集中力を高めてくれるなどの効能があります。

また、代謝や自律神経をコントロールする甲状腺ホルモンや、皮膚や毛髪の黒色色素であるメラニンの原料になります。


たけのこには「アスパラギン酸」という栄養も含まれています。

アスパラギン酸は、うまみ成分を持つアミノ酸の一種で、名前の通り、アスパラガスに多く含まれており、たけのこや豆類、サトウキビにも豊富に含まれています。

アスパラギン酸は、疲労回復や体液のバランスを整えるなどの効能があります。

また、アスパラギン酸には尿の合成を促進する効果もあります。


たけのこにはアミノ酸の一種である「グルタミン酸」も含まれています。

グルタミン酸は、昆布や白菜、トマト、イワシやチーズなどにも含まれている栄養成分で、胃や腸を保護してくれる粘膜を形成し、消化吸収を促進する効果があります。

また皮下脂肪や内臓脂肪をつきにくくしてくれるので、体脂肪が気になる方におすすめです。

 

このような効能を持つ旬のたけのこを食べて、免疫力をアップしましょう。