納豆を作り出す「納豆菌」は「枯草菌」とも呼ばれ、その名の通り稲わらに存在する菌です。
「納豆菌」は「酵素」を出して、大豆たんぱく質を分解して「アミノ酸」を作り出します。
この「アミノ酸」が納豆の「旨味」の素となるのです。
また、最近の研究では、この「アミノ酸(5-ALA)」が、「新型コロナウィルス」を抑制する働きがあることが発表されています。
(※酒造プレスより転載)
納豆には、「納豆キナーゼ」という酵素や、「イソフラボン」、「ビタミンB2」、「ビタミンK」、「サポニン」、「レシチン」等、アンチエイジング効果がある成分も多く含まれていることが知られています。
このように「納豆」には「免疫力を増強させる優れた効能」があるのです。
また、「納豆」を食べると以下のようないいことがあります。
1.血圧を下げる
「納豆」には血液をサラサラにする「リノール酸」、細胞の老化を防ぐ「ビタミンE」が含まれ、血管を若々しく保つことができると言われています。週3回~4回(各約50g)食べると効果が期待できます。
2.血栓を溶かす
納豆菌が発酵中に作る「納豆キナーゼ」には、血栓を溶かす働きがあり、成人病対策に効果的と言われています。
3.老化を防ぐ
老化の80%~90%が「活性酸素」が原因と言われています。
「納豆」には、「イソフラボン」、「カタラーゼ」等多くの「抗酸化物質」が含まれているため、老化を遅らせることに役立つと言われています。
※「免疫力を上げる食べ方」(小林豊孝編集、枻出版社)から引用しています。